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もう嫌!バイトを精神的な理由で辞める際の伝え方

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もう嫌!バイトを精神的な理由で辞める際の伝え方のイメージ

バイトの人間関係がよくないと、精神的に疲れますよね。

 
ウサくん

もう限界だ…

バイト先で嫌なことがあると、耐えられなくなる気持ちわかります。

できることなら辞めたいけど、精神的な理由で辞めさせてくれるのか心配ですよね。

実は、バイトを精神的な理由で辞める人は多いです。

仕事内容に不満がなくても、人間関係が悪いと辞めたくなるからです。

そこで今回は「バイトを精神的な理由で辞める際の伝え方」をご紹介します。

精神的に辛いのにバイトを辞められない人は、ぜひ参考にしてください。

バイトを精神的な理由で辞める人は多い

落ち込んでる女性

バイトを辞める理由といえば、就職や進学、仕事内容や待遇の不満などが一般的です。

しかし、「店長が怖い」「先輩との相性が合わない」「客対応がしんどい」などといった、精神的な理由で辞める人は多いです。

店長や先輩から厳しく指導されたり、お客さんから理不尽なクレームを入れられると、精神が深く傷つきます。

最初は我慢できても、何度も繰り返される内に心のバランスが保てなくなるでしょう。

バイトで精神が疲弊すると、日常生活にも影響を及ぼすようになります。

常にイライラするようになったり、体調を崩してしまうかもしれません。

バイトをしているとさまざまな人と接するため、精神的な理由で辞めることは決して珍しいことではないのです。

バイトが精神的に辛いと感じる理由

ストレスを抱えている女性

精神的に辛いといっても、その内容はさまざまです。

人間関係が原因なこともあれば、仕事内容が原因になっている場合もあります。

何が原因で精神的に辛いと感じやすいのか、よくある理由をご紹介します。

人間関係が悪い

もっとも精神が疲弊しやすいのが、バイト先での人間関係です。

店長が高圧的ですぐ怒鳴ってきたり、先輩がいじわるをしてくる人物だと、精神的に辛くなります。

人間関係が悪い職場はギスギスしており、居るだけでストレスが溜まります。

我慢していると精神が不安定になり、日常生活にも影響を及ぼします。

話し相手がいない

工場の軽作業や清掃の仕事は一人で黙々と作業できる反面、話し相手がいません。

バイトの悩みを相談することができないため、心が弱っていきます。

嫌なことがあっても一人で抱え込まなければいけないため、ストレスが溜まります。

ずっと話し相手がいないと孤独感が強くなり、寂しさを感じるでしょう。

理不尽に怒られる

自分のミスで怒られるなら仕方ないと納得することもできますが、理不尽に怒られると不満が溜まります。

教えてもらってないことを聞いたら「自分で考えろ!」と言われたり、挨拶したのに「挨拶してない!」と言われたら、どうして良いかわかりません。

店長や先輩に怒られるだけでなく、お客さんから理不尽なクレームをつけられることもあります。

理不尽に怒られることが続けば仕事に対するモチベーションが下がり、やる気が失われます。

仕事ができない

人より仕事ができないと、周りの目が気になります。

みんなができることができなかったり、かんたんなミスを繰り返してしまったり。

仕事ができないと周りから冷たい目で見られるため、精神が卑屈になりやすいです。

次第に「自分なんていなければ良いんだ」と思うようになり、辞めたくなるでしょう。

責任が重い

バイトは正社員に比べて責任が軽いものですが、まれに社員並の責任を背負わされます。

商品の発注や在庫管理、取引先への連絡、新人教育まで任される場合もあります。

特にノルマがある職場だと精神的にきつくなり、プレッシャーで押しつぶされそうになるでしょう。

責任が重いといつも緊張感を抱えながら働くため、精神的な負担が蓄積しやすいです。

暇な時間が長い

忙しいと時間に追われて精神が疲弊しますが、暇すぎても辛くなる場合があります。

暇な時間が長いと仕事に対するモチベーションは上がらず、やる気も出ません。

何もしていないと時間を無駄にしているような感覚に陥り、精神的にしんどくなります。

「自分は居る意味あるのだろうか?」と考え、辞めることを考えてしまうでしょう。

休みが少ない

いくらお金を稼ぐためでも、毎日のように働いていると精神的に疲れます。

休めないとストレスは溜まり、常にイライラするようになるでしょう。

イライラが原因で過食したり、周りに当たるようになるかもしれません。

休みが少ないと仕事のミスも増えるため、怒られる原因になりやすいです。

環境が悪い

お酒を提供するお店だと酔っ払い客に悩まされます。

酔っ払い客から暴言を吐かれたり、暴力行為を受けるリスクが高くなります。

また、タバコや騒音が激しい環境だと、精神的に不安定になりやすいです。

些細なことでイライラしたり、お客さんとのトラブルが多くなるでしょう。

待遇が悪い

仕事はきついのに時給は低く、労働時間が長いと精神的に疲れます。

仕事に対するやる気がどんどん失われていき、いい加減な行動を取るようになります。

「どうせ待遇が悪いから」と仕事をサボるようになったり、人の足を引っ張るようになるかもしれません。

仕事に対する意義が見いだせなくなると、精神的に荒みやすくなります。

恋人と別れた

バイトで恋人ができる場合もありますが、万が一別れると精神的に辛くなります。

別れた後も顔を合わさなければいけないし、一緒に働く必要があるからです。

たとえ相手が嫌いで別れたとしても、話をしないわけにはいきません。

周りの目も気になることから、精神的に疲れて辞めたくなるでしょう。

バイトを精神的な理由で辞める際の伝え方

退職届を出す女性

精神的に疲れてくると、一刻も早くバイトを辞めたくなります。

しかし、ただ「辞めさせてください」と言っても理由を聞かれ、引き止められるだけです。

人手不足の職場ならみんなの負担が増えるため、なかなか言い出しづらいのではないでしょうか。

そこで、どのようにして辞めると伝えれば良いのかご紹介します。

適当な理由を考える

精神的な理由で辞める人は多いものの、そのまま伝えても受け入れてもらえません。

古い考え方をする店長だと、「根性が足りない!」「人のせいにするな!」と言って怒られてしまいます。

そのため、バイトを辞めるときは店長が納得しやすい理由を用意してください。

たとえば、次のような理由だと理解してもらいやすいです。

・テストの成績が下がって親に辞めろと言われた
・学校にバイトがバレて辞めないと退学になる
・家族が病気で介護するために辞める

バイトを辞めるからといって、本当の理由を言う必要はありません。

嘘も方便」ということわざもある通り、時と場合によって理由を使い分けましょう。

暇な時に伝える

バイトを辞めたいと伝えるときは、できるだけ暇な時間帯に伝えるようにしてください。

お客さんがたくさん来ている日や忙しいときに相談しても、話を聞いてくれません。

飲食店ならランチタイムを過ぎた後(14時~17時)や、閉店した後がおすすめです。

暇な時に相談すれば話を聞いてくれやすいため、頭ごなしに否定されなくなります。

精神的に辛い思いをすることなく、辞める相談ができるでしょう。

1ヶ月前に伝える

バイトを辞めたいときは、辞める1ヶ月前に伝えるのが一般的です。

法律的には2週間前とされていますが、シフトが出るのは1ヶ月単位であることが多く、急に言っても受け入れてもらえないからです。

そのため、来月のシフトを出す時に「来月いっぱいで辞めさせてもらえないでしょうか?」と伝えてください。

辞める1ヶ月前であれば、新しい人材を雇う準備ができるため、辞めやすくなります。

直接会って伝える

バイトを辞めるときは、店長や責任者に直接会って伝えるのがマナーです。

休憩時間や勤務時間が終わった後に、相手が忙しくないタイミングを見計らって声をかけてください。

「今お時間よろしいでしょうか?相談したいことがあります」と話しかければ、相談に乗ってくれるでしょう。

しかし、電話・メール・LINEだと表情がわかりづらいし、誤解されて受け取られる可能性もあります。

確実に辞めさせてもらうためにも、対面で辞めると伝えた方が良いでしょう。

体調が良い日に伝える

辞める意思を伝えるときは、あなた自身の体調が良い日にしてください。

体調が悪く、精神的に参っている状態で伝えようとしても、上手く言葉にできません。

変な言い方をして誤解されると、ますます辞めづらくなってしまいます。

辞める相談をする前日はしっかり寝て、心身ともに万全な状態にしてください。

仕事で疲れすぎるという人は、バイトが休みの日に伝えに行くと良いでしょう。

バイトで精神が疲れ切る前に取るべき行動

店長に相談する女性

バイトで嫌なことがあると精神的に辛くなりますが、いつまでも我慢していると酷くなります。

いずれバイトに行くことができなくなり、病んでしまうでしょう。

精神的な理由で辞める前に、何らかの対策を取る必要があります。

そこで、精神的に辛くなった時はどうすれば良いのかご紹介します。

店長に相談する

バイトで悩みがある時は、店長や上司に相談することが大切です。

店長の手が空いた時間を見計らい、あなたの悩みを伝えてください。

店長には従業員が働きやすい環境を作る責任があるため、きっと相談に乗ってくれます。

バイト先だと話しにくいのであれば、アポだけ取って後から電話しても構いません。

シフトを変更する

バイト先に嫌いな人がいるのであれば、シフトを変更して会わないようにしてください。

嫌いな人が平日に入ってるなら土日に入るようにしたり、早番なら遅番にするなど、時間帯を変更するのも有効です。

シフト変更の理由を聞かれたら、学校や家庭の事情だと伝えれば角は立ちません。

会わなければ物理的に関わることはなくなるため、嫌な思いをしなくて済むでしょう。

しばらく休む

自由シフトで人材が足りているのであれば、しばらくバイトを休ませてもらいましょう。

テスト勉強や資格試験などを理由にすると、長期でも休ませてもらいやすいです。

バイトは離職率が高いため、あなたが休んでいる間に嫌いな人が辞める可能性があります。

しばらく休んで心身ともに回復したら、改めて復帰しても良いでしょう。

運動する

ストレスを軽減するために、定期的に運動してください。

運動することで気晴らしになり、気分転換することができます。

運動といっても、体に負荷をかける必要はありません。

街を軽く散歩したり、自転車に乗って散策するだけでも十分です。

できる範囲で体を動かせば、リラックス効果が得られるでしょう。

同僚と会話する

バイトで人間関係が上手く行かないのは、あなたの性格が関係している場合もあります。

人見知りで口下手な人は会話が苦手なため、孤立する原因になるからです。

しかし、バイトのコミュニケーションを深く考える必要はありません。

雑談や気の利いた会話ができなくても、仕事の話(質問)をするだけで十分です。

たとえ業務連絡でも誰かと会話をすることで、気持ちが楽になるでしょう。

小さな成功を喜ぶ

嫌なことに目を向けるのではなく、小さな成功を喜ぶようにしてください。

成功体験はポジティブな感情を増やし、バイトのストレスを軽減します。

「時間通りに仕事を終えられた」
「レジの精算がピッタリ揃った」
「お客さんから『ありがとう』と言われた」

など、どんな些細なことでも構いません。

小さな成功を喜ぶことができれば、精神的に安定してくるでしょう。

自分へのご褒美を用意する

精神的に疲れてきたら、自分へのご褒美を用意してください。

自分へのご褒美があれば、次も頑張ろうと思えます。

たとえば、バイト終わりにコンビニでスイーツを買うのがおすすめです。

スイーツなら手軽に食べることができるし、安く買えます。

落ち込んだときは少し奮発してアクセサリーを買ったり、旅行に行っても構いません。

自分へのご褒美でストレスを解消すれば、気力が湧いてくるでしょう。

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精神的に辛くても無断で辞めるのはNG

バツサインを出す男性

いくらバイトが辛くても、バックレのような形で辞めるのはNGです。

シフトに入っているのにバイトに行かないと、バイト先から電話がかかってきます。

なぜバイトに来ないのかと厳しく追求され、よけいにしんどい思いをするでしょう。

また、電話を無視し続けると緊急連絡先(親など)に連絡される恐れもあります。

場合によっては「何かあったのではないか!?」と心配され、家まで来られるかもしれません。

精神的に辛いと何もかも投げ出したくなりますが、無断で辞めようとしても事態を悪化させるだけです。

バイトをバックレて辞めるのではなく、きちんと手続きをした上で、正式に辞めるようにしてください。

精神的に辛いときは退職代行を頼る

精神的に辛いのに、人手不足で辞められない場合があります。

辞めたいと伝えると怒られるので、怖くて言い出せない人もいるでしょう。

精神的に辛くても辞められない場合、退職代行がおすすめです。

退職代行会社には法律の専門家がいるため、辞められるようにサポートしてくれます。

バイト先との交渉も全部引き受けてくれるため、嫌な思いはしません。

多少お金はかかりますが、精神が疲弊したまま働くよりはマシです。

精神的に辛いときは、第三者に助けてもらいましょう。

いつでも辞められると思って気軽に働く

ガッツポーズをして笑顔で働く店員

責任感が強い人は、バイトを辞めると周りに迷惑がかかるのではないか?と思い、なかなか言い出すことができません。

心が疲れても自分が悪いと感じ、無理して働いている人も多いのではないでしょうか?

しかし、バイトは非正規雇用であり、辞めやすいのがメリットでもあります。

ずっと同じ場所で働く必要はないため、「いつでも辞められる」と気軽に考えるようにしてください。

そうすれば過度に人間関係を気にしなくても良くなるため、心の安定に繋がります。

ただし、多少嫌なことがあるからといって、すぐに辞めるのは考えものです

嫌だから辞めるという考えが身についてしまうと、どんな仕事をしても長続きしなくなるからです。

自分の中で「ここまでだったら耐えられる」という基準を決め、それを超えたら辞めるようにしてください。

どうなれば辞めるかを想定していれば、気軽に働けるようになるでしょう。

まとめ

バイトを精神的な理由で辞める人は多いです。

我慢して働いても良いことはないため、酷くなる前に辞めるようにしてください。

 
ウサくん

辛いなら辞めるのもありだね

バイトの人間関係が悪いと、精神的に辛くなって辞めたくなります。

話し相手がいなかったり、理不尽に怒られたり、待遇が悪いと病む場合もあります。

気持ちが辛いまま働いても良いことはないため、辞めるのが最善です。

店長が機嫌の良い時に直接会って伝えれば、意外とすんなり辞めさせてくれるでしょう。

ただし、バイトが嫌だからといってすぐ辞めるのはもったいないです。

精神的に辛くなっても「いつでも辞められる」という覚悟があれば、気持ちが楽になります。

バイトを辞めるときは冷静に判断して、行動するようにしてください。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

精神的な理由でバイトを辞めるのは負けたような気分になりますが、気にする必要はありません。負けても自分の糧になるのであれば、悪くはないからです。どこの職場でも合う・合わないはあります。合わない職場に固執しても良いことはないため、辞めて新しい職場を探してください。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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