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バイトの履歴書で学歴はどこから書く?書き方のキホン

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バイトの履歴書で学歴はどこから書く?書き方のキホンのイメージ

履歴書に学歴を書くときは、どこから書き始めるか悩みますよね。

 
ウサくん

小学校から?中学校から?

小学校から書けば行数は埋まりますが、長くなって見づらくなります。

かといって、中学校から書けば短いので空白が多くなります。

入学から卒業まで書くのか、卒業だけで良いのかも悩みますよね。

そこで今回は「バイトの履歴書で学歴を書く時のキホン」をご紹介します。

学歴の書き方がわからない人は、ぜひ参考にしてください。

最終学歴で判断する

ペンを持って考える女性

履歴書に学歴を書くときは、あなたの最終学歴で判断してください。

たとえば、高校1年生なら中学校卒業から書きます。

例)現在高校生の場合

2021|3|○○中学校 卒業
2021|4|○○高等学校 入学

高校在学中であるため、中学卒業と高校入学の時期を書けば問題ありません。

また、高校を卒業して、大学生(または専門学生)であれば、高校卒業から書いてください。

例)現在大学生の場合

2021|3|○○高等学校 卒業
2021|4|○○大学 ××学部 入学

ただし、留年や休学をしていたのであれば、高校入学から書いた方が良いでしょう。

もし、大学4年生(短大なら2年生)で、卒業間近な人は「卒業見込み」と書いてください。

例)現在大学4年生の場合

2018|3|○○高等学校 卒業
2018|4|○○大学 ××学部 入学
2022|3|○○大学 ××学部 卒業見込み

このように、学歴欄は簡潔で・わかりやすく書くのが基本です。

学歴欄を埋めることは意識せずに、見る人がわかりやすいように書きましょう。

浪人・留年を書く必要はない

留年

現在浪人生の人は、学歴欄に浪人中などと書く必要はありません。

最終学歴は高校卒業であるため、中学校卒業から高校卒業までを書くようにしてください。

例)現在浪人生の場合

2019|3|○○中学校 卒業
2019|4|○○高等学校 入学
2021|3|○○高等学校 卒業

同様に、留年についてもあえて触れる必要はありません。同じ書き方で大丈夫です。

ただし、浪人中だと説明しなければ、バイトを休みづらくなります。

説明がないままだとフリーターだと思われるため、バイトを入れられやすくなるでしょう。

そのため、志望動機や備考欄にて浪人中であることを記載するようにしてください。

小学校から書いても問題ない

校舎

最終学歴のひとつ前の学歴区分から書くのが一般的ですが、小学校から書いても問題ないです。

小学校から書くと学歴欄が長くなりますが、それを理由に落とされることはありません。

受験をして入る小学校もあるし、名門小学校に通っていたら学歴としてプラスに捉えてくれます。

また、あえて小学校から書くことで、話のネタになります。

地域密着型のお店であれば、「地元の人間」として親しみをもってくれるでしょう。

このように、小学校から書くことがメリットに感じるのであれば、履歴書に書くようにしてください。

学校名や学部名は正式名称で書く

学校

学校名や学部名などを書く際は、正式名称を書くようにしてください。

高校なら「高等学校」とし、公立か私立か区別して書く必要があります。

入学・卒業は正しい年月を記入し、「入」「卒」などと略さないようにしましょう。

学部・学科・専攻コースなども、省かずに正式名称を書いてください。

もし、長い名前で枠からはみ出そうであれば、2行使うようにしましょう。

略さずに正式名称を記入することで、正しい情報を伝えることができます。

中退を学歴欄に書いても良い

履歴書

中退は学歴として認められていませんが、学歴欄に書いても構いません。

入学・卒業と同じように学校名を書き、「中途退学」と記載してください。

例)大学を中退した場合

2021|3|○○高等学校 卒業
2021|4|○○大学 ××学部 入学
2021|9|○○大学 ××学部 中途退学

なお、理由があって中退したのであれば、そのこともきちんと書いてください。

改行して「家庭の事情により退学」「病気療養により退学」などと書き、理由を付け加えてましょう。

面接の際にあらためて理由を説明すれば、マイナスになることはありません。

習い事教室やスクールは別で書く

履歴書の自己PR欄

料理教室やパソコンスクールに通った経験は、学歴欄に書かないでください。

スクールでの受講経験は学歴ではないため、学歴欄に書くのは不適切です。

資格欄か自己PR欄に書くようにし、得意分野としてアピールしてください。

ただし、通っていたスクールが教育機関に該当するのであれば、書いても問題ありません。

専門学校として運営している場合もあるため、履歴書を書く前に確認しましょう。

学歴より職歴を優先して書く

学歴・職歴

職歴が豊富な人は、学歴よりも職歴を優先して書くようにしてください。

面接官は職歴を優先して判断するため、学歴は最終学歴のみで構いません。

複数の職歴があって書くスペースが無くなりそうであれば、「高校卒業」や「大学卒業」のみ記入しましょう。

なお、履歴書内に書くのではなく、職務経歴書を用意するのも有効です。

バイトでも職務経歴書があれば評価してもらえるため、経歴豊富な人は用意するようにしてください。

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嘘の学歴を書くのは絶対にNG

バツサインを出すビジネスマン

自分の学歴に自信がないからといって、嘘の学歴を書くのは絶対やめてください。

学歴詐称は罪に問われる場合があり、詐欺罪私文書偽造にあたります。

仮に採用された後に判明すると、何らかの罰を受けることになるでしょう。

たとえ民事責任が問われなかったとしても、嘘をついて入社した人はクビになる可能性が高いです。

「バイトだから大丈夫だろう」と高をくくらずに、正しい学歴を書くようにしてください。

履歴書の学歴欄は間違いやすい

間違い

履歴書の学歴欄は間違えやすいです。

履歴書を書いてる途中に書き間違えに気づく場合があります。

たとえば、学校名だけに意識が行って、学部や学科を書き忘れるケースも少なくありません。

卒業した当時の記憶があいまいで、日付を間違う場合もあります。

履歴書の学歴欄は間違いやすいため、落ち着いてゆっくり書くようにしてください。

まとめ

履歴書に学歴を書くときは、どの学年から書けば良いか迷いますよね。

しかし、最終学歴から書くようにすれば、問題になることはないでしょう。

 
ウサくん

最終学歴だけでも良いんだね

バイトの面接は学歴よりも職歴を優先するため、基本的には最終学歴だけで構いません。

高校生なら中学校卒業から書き、大学生なら高校卒業から書くようにしてください。

学校名や学科・学部名は、省略せずに正式名称で書くとわかりやすいです。

習い事教室やスクールでの経験を書きたい時は、学歴欄ではなく、資格欄や備考欄に書くようにしてください。

学歴は嘘をつかずに簡潔でわかりやすく書くのがポイントです。

ぜひ、面接官にあなたのことが正しく伝わるような書き方を意識してください。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

履歴書の学歴欄を書くときは、スペースに気をつけてください。転校や転入、中退を繰り返していると、行数が多くて見づらくなります。職歴とのバランスを考え、見やすさを意識して記入するようにしてください。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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