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もう悩まない!バイトの帰るタイミングと言い出し方

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もう悩まない!バイトの帰るタイミングと言い出し方のイメージ

バイトで忙しい日は、帰るタイミングが難しいですよね。

 
ウサくん

帰ると言い出しにくい…

みんなが忙しく働いているのに、自分だけ先に帰るのは気まずいという気持ちわかります。

できることなら、悪く思われずにサッと帰宅したいですよね。

実は、時間通りに帰るためには、タイミングと言い出し方が重要になります。

周りの空気を読んで、適切なタイミングで伝えることができれば、帰りやすくなるでしょう。

そこで今回は「バイトの帰るタイミングと言い出し方」をご紹介します。

時間通りに帰れないという人は、ぜひ参考にしてください。

接客バイトは帰るタイミングが難しい

接客をする女性店員

飲食店やコンビニなど、接客バイトは帰るタイミングが難しいです。

お客さんに話しかけられたら答えなければいけないし、作業を投げ出すわけにはいきません。

レジ打ちの最中に時間が来たからと帰るわけにもいかないため、時間が過ぎても対応せざるを得なくなります。

また、みんなが忙しく働いている中で、自分だけ帰るのは気が引けてしまいます。

「先に帰ったらみんなの負担が増える」と思えば、帰りづらくなるでしょう。

このように、接客バイトは帰るタイミングが難しいため、退勤時間を過ぎてしまうことも珍しくないのです。

新人は居残りさせられる場合がある

テーブルを拭く女性店員

新人はバイト先での立場が低いため、居残りさせられる場合があります。

「仕事がまだまだできない」という理由で、時間外労働をさせられることも少なくありません。

たとえ時間内に終わらせても、上司の仕事が終わらないせいで居残りさせられることもあります。

そのため、帰るタイミングが難しく、安易に「帰ります」と言い出しにくい空気が存在します。

特に体育会系の職場だと「新人は苦労すべき」という考え方が蔓延しているため、いつ帰れば良いのかと悩むことになるでしょう。

帰るタイミングと言い出し方

店長に話しかける女性店員

帰るタイミングが難しくても、できるだけ時間通りに帰りたいですよね。

どのようなタイミングで伝えると帰りやすくなるのでしょうか?

最適な帰るタイミングと言い出し方をご紹介します。

仕事が終わった

店長から指示された仕事が終わり、一段落ついた時は帰りやすくなります。

なるべく帰る前に終わらせるようにして、次のように伝えてください。

例文

掃除が終わりました。もう退勤時間なので、あがってもよろしいでしょうか?

仕事が終わってるのに無理に引き止めることはないため、帰って良いと言ってくれるでしょう。

お客さんが減った

忙しいと帰りづらくなりますが、いつまでも忙しいわけではありません。

店内の混雑が落ち着いてきたら、店長に声をかけて帰るようにしてください。

例文

お客さんの流れも落ち着いてきたので、もう帰ってもよろしいでしょうか?

お客さんが減っているのに残れとは言われないため、帰りやすくなるでしょう。

店長の手が空いた

店長やマネージャーが忙しく働いていると、言うタイミングが難しいです。

声をかけても後回しにされるため、手が空いた時に声をかけるようにしてください。

例文

今日は○時までなので、後はおまかせしてもよろしいでしょうか?

手が空いていると仕事を引き受けてくれるため、イライラされることもありません。

店長の機嫌が良い

店長に帰る報告をする際は、なるべく機嫌が良い時に伝えてください。

忙しくて機嫌が悪いときに伝えると、「もう帰るの?」などと嫌味を言われます。

ただ帰ると伝えるだけでは反感を買う恐れがあるため、次のような言い方をしてください。

例文

今日は店長のおかげで上手くできました。ありがとうございました。

少しばかりヨイショすることで、機嫌を損ねずに帰らせてもらえるでしょう。

シフト交代する

シフト制のバイトなら、勤務終了時間になると後任の人と交代します。

次の人が来た時点で迅速に仕事を引き継ぎ、帰る報告をしてください。

例文

○○さんが来たので帰ります。お疲れさまでした。

後任が来れば人手不足にはならないため、忙しくても帰りやすくなるでしょう。

帰りやすくするための対処法

ガッツポーズをするカフェ店員

予定通り帰るためにはタイミングも重要ですが、事前の準備も大切です。

バイトで帰りづらいというときは、次のように対処してください。

5分前に仕事を終わらす

与えられた仕事がまだ終わってないと、帰るとは言いづらいです。

帰ろうとしても「まだ仕事が終わってないぞ!」と言われ、怒られてしまうでしょう。

新しい仕事をするときは、どのくらい時間がかかるかを予測し、逆算しながら作業してください。

5分前を目処に仕事を終わらせることができれば、帰りやすくなるでしょう。

前もって予定を伝える

バイトが終わった後に予定が入っているのであれば、前もって伝えておきましょう。

「○日は予定があるのですぐ帰ります」と言っておけば、引き止められることはありません。

なお、当日に言っても良いですが、数日前から伝えておくことでより帰りやすくなります

店長だけでなくバイト仲間にも伝えておけば、忙しい中で抜けても悪く思われないでしょう。

早めに出勤する

いつもより早めに出勤することで、予定通り帰れることもあります。

たとえば、9時出勤なのに8時半にはバイト先に行き、準備するようにします。

時間があったら控室の掃除や片付けなどをしても良いでしょう。

すると、店長から「早く来て偉い!」と感心されるため、良いイメージを植え付けることができます。

帰り時間が忙しくなっても「あの人は早く来たから帰らせてやろう」となり、帰りやすくなるのです。

バイト仲間と協力する

あなたが帰りづらいと思っているということは、同じようにバイト仲間も思っています。

忙しい日はなかなか帰れないというのであれば、バイト仲間と協力して帰れるようにしてください。

たとえば、退勤間際になったら引き継ぎを行うようにし、時間のかかる作業はしないようにします。

5~10分前に帰る準備をしておけば、退勤時間を過ぎてまで仕事が残ることはありません。

バイト仲間でフォローし合うことで、チームワークが深まり、帰りやすくなるでしょう。

シフト変更する

飲食店は週末になるとどうしても忙しくなるため、暇な日にシフト変更してください。

月~木曜日の14時~17時や、深夜の時間帯はお客さんが少なくなるので狙い目です。

駅前にあるお店だと、早朝の通勤ラッシュ時や、夕方の帰宅ラッシュ時は忙しくなりやすいです。

忙しい時間帯を避けて勤務することで、気兼ねなく帰れるようになるでしょう。

時間通り帰るキャラを作る

帰る挨拶をする女性

時間通りに帰るためには、キャラ作りも大切です。

勤務時間終了になってもダラダラせずに、急いでタイムカードを押すようにしてください。

終了間際に話しかけられても、早々に話を打ち切ちきるのがコツです。

そうすれば「あの人はすぐ帰りたがる人だ」として認識されるため、時間通り帰ることができます。

時間通り帰るキャラだと認識されていれば、無理に引き止められないでしょう。

何も言わずに帰るのはNG

バツサインを出す店長

早く帰りたいからといって、何も言わずに帰るのはNGです。

挨拶もせずに帰っていると、店長や上司に怒られる場合があります。

必ず「お先に失礼します」と挨拶してから、帰るようにしてください。

もし、忙しそうにしているのであれば、会釈をするだけでも構いません。

バイト仲間と目が合ったら頭を下げて、帰る合図を出すのがポイントです。

そうすれば挨拶の代わりになるので、悪くは思われないでしょう。

無理は禁物!勇気を出して帰ろう

ガッツポーズをする女性

帰ると言い出しにくいからと言って、無理して働く必要はありません。

たとえ10分でも時間外労働をすれば、それが常態化してしまいます。

いつしか、「あいつは文句を言わないからまだ働かせても良いだろう」と思われるでしょう。

時間外労働になっても時給計算ならお金になりますが、予定より長く働いても疲れるだけです。

良いように使われないためにも、勇気を出して「時間が来たので帰ります」と言うようにしてください。

なお、特別な理由がないのに時間外労働をさせるのはブラックバイトである証拠です。

毎回、帰れないというのであれば、早めに辞めたほうが良いでしょう。

まとめ

接客バイトなどで、忙しい日は自分から帰るとは言いづらいです。

しかし、帰れないわけではないので、タイミングを見計らって帰るようにしてください。

 
ウサくん

キリが良いところで帰りたいね

自分の仕事が終わり、後任に引き継いだ後なら帰りやすくなります。

お客さんが減り、店長の手が空いたときも、機嫌を損ねずに帰ることができるでしょう。

前もって予定を伝え、「絶対に帰らなければいけない」と言っておけば、どんなに忙しくても帰れます。

また、あえて「時間通り帰るキャラ」を作り、退勤時間になったらサッサと帰るようにするのもありです。

バイト先の空気を読んで居残っても、良いように使われかねません。

無理をしてもストレスが溜まるので、勇気を出して帰るようにしてください。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

決まった時間に退勤するのが当然ではありますが、飲食店だと思わぬ時間帯にお客さんが多くなることもあります。その際は「少し残りましょうか?」と訪ねてください。きちんとした店長なら「帰っていいよ」と言ってくれるし、恩を売ったら次は帰りやすくなります。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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