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今さら聞けない!バイトに履いていく靴選びのキホン

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今さら聞けない!バイトに履いていく靴選びのキホンのイメージ

バイトをするときは、どんな靴を履けばいいか悩みますよね。

 
ウサくん

いつもの靴でいいかな?

わざわざ買うのはもったいないし、普段履いている靴でも良いと思う気持ちわかります。

できることなら、靴選びで失敗したくないですよね。

実は、バイトだからといってどんな靴でも良いわけではありません。

適当な靴を履いていくと、常識がないと思われてしまうでしょう。

そこで今回は「バイトに履いていく靴の選び方」をご紹介します。

靴選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。

制服を着るバイトは靴を指定される

黒の革靴

飲食店を中心に、制服を着るバイトは靴の指定があります。

靴も制服の一部であり、従業員の見た目を統一させる重要なアイテムだからです。

だからといって、制服のように支給されるわけではないため、自分で用意しなければいけません。

靴を持っていなければ買う必要があり、適当な靴は駄目だと言われます。

場合によっては働かせてもらえない可能性もあるため、必ずバイト先が指定する靴を用意するようにしてください。

仕事用の靴を買わされる場合もある

財布を持って悩む女性

服装に厳しいバイト先であれば、仕事用の靴を買わされる場合もあります。

従業員にバイト用の靴を買わせるのは違法ではないか?と思うかもしれませんが、就業規則に明記されていれば違法行為に当たりません。

労働基準法第15条には労働条件になる事項を明示する義務があり、その中に「労働者に負担させるべき食費、作業用品その他に関する事項」とあります。

靴が業務で必要なものであれば、労働者に負担させても良いという意味であり、バイトする上で必要な靴を買わせるのは違法にはならないのです。

そのため、靴を買うように言われたら、必ず買わなければいけないと思ったほうが良いでしょう。

通勤用の靴と仕事用の靴は別にする

下駄箱の靴

バイト先に行くときの靴と、仕事をする際の靴は分けるようにしてください。

通勤用の靴と仕事用の靴を一緒にすると、消耗が激しくなります。

水仕事で汚れる場合もあるため、普段履いている靴と別にしたほうが良いでしょう。

なお、ロッカーがある職場であれば、仕事用の靴をロッカーに置いておくのもありです。

わざわざ履き替えなくてはいけませんが、通勤時に履いていくよりも消耗は防げるでしょう。

立ち仕事なら疲れにくい靴を選ぶ

歩き疲れた女性

飲食店のホールやスーパーの品出しなど、立ち仕事をする際は疲れにくい靴を選んでください。

特にイベント設営や交通誘導など、屋外でする仕事は靴の選び方ひとつで疲労度が異なります。

ソールが浅いスニーカーや、甲部分が狭いシューズを履いていくと、足が痛くなってきます。

足のサイズに合った靴を選び、つま先や幅に少しゆとりがある靴を選ぶようにしてください。

女性でヒールのある靴を履く際は、なるべく高すぎないもの(3cm程度)を選ぶと良いでしょう。

しっかりしたインソールがあると疲れが軽減するため、別途購入するのもありです。

値段が高い靴を履いていかない

PRICEの積み木

オシャレで値段が高い靴を履くとテンションが上りますが、バイト用にはおすすめできません。

靴は消耗品であるため、仕事で履き続けると傷んでしまうからです。

キッチンや清掃のバイトなら、水仕事で汚れる可能性もあります。

そのため、値段が高い靴は避け、なるべく安い靴を履いていくようにしてください。

もし、これから靴を買うのであれば、5000円前後を目安にすると良いでしょう。

この価格帯でも安くて履き心地が良い靴はたくさんあり、バイト用には十分です。

業種別・バイト先で必要になる靴

バイト先の業種・職種によって、必要になる靴は異なります。

革靴のようにフォーマルを意識した靴が求められる場合もあれば、スニーカーが適している場合もあります。

そこで、どのバイトならどんな靴が必要になるのか見ていきましょう。

飲食店

ファミレスやファストフードなど、多くの飲食店では黒の革靴を履いてくるように言われます。

女性ならヒールのある靴(パンプスなど)を指定される場合もあるでしょう。

スニーカーでも良いお店もありますが、制服を着るお店は統一感を重視しているため、革靴が必要になるケースが多いです。

また、キッチン担当ならコックシューズを指定される場合もあります。

飲食店は靴に対して厳しいため、必ず用意しなければいけないと思ったほうが良いでしょう。

居酒屋

お座敷がある居酒屋では、料理を運ぶ際にすぐ脱げる靴が求められます。

スリッポンのようにヒモがない靴や、クロックスのようなサンダルでも良い場合があります。

逆にハイテクシューズやブーツは脱ぎづらいため、居酒屋バイトには不向きです。

色の指定は厳しくないものの、黒にしたほうが汚れは目立たないでしょう。

デリバリー

宅配ピザや宅配寿司、バイク便や新聞配達は運転に適した靴を選択してください。

バイクや自転車に乗って宅配する場合、革靴やサンダルだと運転しづらくなります。

時間に追われて踏み間違えた結果、事故を起こすかもしれません。

そのため、ドライビングシューズライディングシューズのように、運転しやすい靴を履くようにしましょう。

コンビニ

コンビニのバイトは立ち仕事であるため、スニーカーを履くようにしてください。

品出しや掃除で店内を動き回るため、スニーカーだと動きやすくなります。

コンバースやアディダスなど、普段使用している靴でも構いません。

ただし、派手な色やデザイン性のある靴を履いていると怒られる可能性があります。

白か黒のシンプルな色を選び、なるべく落ち着いたデザインのものを履くようにしましょう。

引っ越し

引っ越しのバイトをする際は、紐なしのスニーカーがおすすめです。

荷物の運搬で何度も靴を脱ぐため、紐なしだと脱ぎやすくなるからです。

ただし、VANSのようにローカットのスリッポンはおすすめしません。

耐久性が低いため、荷物を足に落として怪我をする可能性があります。

滑り止め防止の安全靴や、なるべく厚みがある靴を選ぶようにしてください。

ホテル

ホテルや結婚式場のバイトは、フォーマルな格好が求められます。

フォーマルな靴でも、ローファーやピンヒールは駄目な場合が多いです。

シンプルで目立たない、黒の革靴やパンプスを履いてくるように言われるでしょう。

もし、スーツを持っていないのであれば、革靴だけでも買うようにしてください。

革靴が一足あれば、就活時はもちろん、冠婚葬祭にも使えます。

アパレル

アパレルショップでは、お店で販売している靴を履くケースが多いです。

店員を“動くマネキン”としているため、売り物の靴を履いてアピールする狙いがあります。

靴を販売していないお店だと他社ブランドでも認められますが、常に手入れをして綺麗にしなければいけません。

若い女性を対象としたショップだと、ヒールやファッション製の高い靴を履く場合もあります。

必然的に足の負担が増えて疲れやすくなるため、注意してください。

バイトの靴も清潔感を重視しよう

靴のメンテナンス

バイト先に履いていく靴は、上下の服と同じように清潔感を重視してください。

服装やメイクで見た目を整えても、汚れた靴を履いていると印象が悪くなります。

出勤前に靴の状態を確認し、汚れが付着していたら拭うようにしてください。

特に革靴は汚れているとくたびれた印象を与えるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

靴用のブラシでホコリを落としたり、シューズクリームなどを塗ってケアしましょう。

しっかりと手入れすれば、きれいな状態で長持ちさせることができます。

靴に愛着が出てくると、バイトに行くモチベーションにもなるでしょう。

まとめ

バイトに履いていく靴はなんでもいいわけではありません。

履く靴によって作業効率や疲労度にも影響が出るため、真剣に選ぶようにしてください。

 
ウサくん

靴選びも重要なんだね

バイトに履いていく靴は、デザインよりも履き心地で選ぶようにしてください。

ヒールが高かったり、窮屈な靴を履いていくと、足が痛くなってきます。

革靴でもスニーカーでも、柔らかい素材を選択し、つま先に余裕がある靴を選びましょう。

通勤用の靴と仕事用の靴を分け、定期的にメンテナンスをすればきれいな状態を保てます。

靴ひとつで作業効率は変わってくるため、ぜひあなたに合った靴を見つけてバイトを楽しんでくださいね。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

まだバイトが決まっていない人は、面接を受ける前に下見に行き、店員の靴を確認してください。詳細な種類までわからなくても、どんな形状の靴を履いているかは確認できます。チェーン店ならネット上に店員の写真を公開しているため、それを参考にしても良いでしょう。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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