仕事内容
日雇いバイトとして地域の夏祭りにおけるイベント後の撤去作業を行いました。
地域のイベントという事で、場所は公園と隣接した小学校の校庭だったのですが、夏祭りが終わってすぐ撤去するのではなく、翌日に行われました。時間帯も深夜ではなく、日中での作業です。
作業内容はテントやステージをばらしたり、トラックへの機材の詰め込み、ゴミの収拾、小学校においては借りた備品の返却など、かんたんで単純作業でした。
応募のきっかけ
社会人となって数年目の夏期休暇という事と、当時は不景気で給料もあまり良くなかったので、少しでも収入を増やそうと思い、日雇いの仕事を探していました。
いくつかマッチする求人はあったのですが、イベントの設営撤去作業であれば、まず本業の関係者に会うことはないと思ったので、応募しました。
楽しかったこと
撤去作業ではありましたが、大元の企業の社員はもちろん、トラックの詰め込み時も、イベント機材を専門に取り扱っている企業の人と接します。
私のポジションは各箇所を詰め込み、業者と一緒にまわる役割でしたので、普段は接しない業界の方と親しくなれました。
一緒に働くスタッフの中にも私と同じように副業として参加している方もいて、その人も私と同じ役割を任されていたので、本業の話をしたりなど楽しい1日を過ごせました。
思い出に残っていること
色々な職種の人や、様々な年代の人達が集まってステージの撤去作業を行うのですが、人間観察も兼ねた意味で興味深かったことを良く覚えています。
前述の通り、社会人も参加していましたが、ほとんどの人は学生や日雇いを本業としている人達でした。
この中で私が思い出として覚えている事は、経歴においての人物像は当てはまるという事です。
学生は周りの環境や給料が貰えるなどの励みで行動する人が多い印象です。一方、日雇いの人は作業指示があれば迅速に動きますが、率先して行動しません。
立場の違いにより働き方が変わってくるということがわかり、今後の人生に役立つ思い出となりました。
バイトを体験して
日雇いバイトを経験したことは30代の今現在、良かったなと思えています。
学生でいえば夏休み、社会人でも夏期休暇の時期のアルバイトは日雇いや期間限定が多く、作業内容は単純作業がメインのガテン系がほとんどだと思います。
日雇いの仕事であっても、真剣に取り組むと見えるものが必ずあるので、検討中の人にも、その後役立つような意識で挑んでほしいと思います。
編集者のコメント:
イベント会場の撤去作業は力仕事であるものの、仕事自体はかんたんで単純作業だったようです。日雇いバイトなだけに様々な職種の人が働いていたとのこと。本業では接することができない人と話すことで人生勉強にもなるし、本業に戻ってもその時の経験が活きてくるのではないでしょうか。