仕事内容
開店前の店内清掃から始まり、ドーナツや飲茶の仕込みをします。
開店後は主に接客をします。レジで注文を受けたり、水やコーヒーのおかわりなどを給仕したり、テイクアウト客への対応などを行いました。
また、ドーナツ製造の際に簡単な仕上げの補助作業をすることもありました。
閉店後は後片付けや掃除をして終わりです。このように接客だけでなく調理補助も含め、様々な仕事をしました。
ベテランになってくると、新たに入ってきた新人さんに仕事を教え、バイト仲間全体のまとめ役とシフト作りも任されました。
ファ-ストフード店では珍しく、単純作業ではない色々な仕事を体験できました。
応募のきっかけ
もともと甘いものが大好きだったので、残り物のドーナツがもらえるかもしれないという不純な動機がありました。
また、当時は学生だったので、車やバイクなどの移動手段がなく、家から自転車で通えるのが良かったです。
ミスタードーナツは色々な時間帯のシフトで働ける点も良かったです。
学んだこと
店長の方針だったのかもしれませんが、ファ-ストフードでは珍しく、カウンター内の単純作業だけでなく、簡単な調理や製造補助も経験出来ました。
バイト仲間は近所の大学に通う学生ばかりでしたが、先輩からの指導や研修がしっかりしており、真面目な人が多かったです。
仕事を円滑に気持ちよく進める上で、チ-ムワ-クが本当に大事だということを学びました。
店長は仕事以外の、プライべ-トの悩み相談にも気軽に乗ってくれましたし、本当に人望の厚い方でした。
思い出に残っていること
朝早くから開店する店だったので、出勤前に朝食を摂りにくるサラリ-マンの常連客が多かったです。
毎日顔を合わせていると、自然に少しずつ仕事以外の会話を交わすようになり、どんどん親しくなっていきました。
数日でも来店がないと、病気になられたんではないかなど心配になったり、逆に私が忙しくてバイトに数日入れない時は、お客さまから心配されたりしました。
それ以外でも、よくお客さまから差し入れをしていただいたことを覚えています。
本当にアットホームでお客さまとの距離が近く、とても良い店だったと思います。
バイト同士もほぼ同じ年代の学生ですごく仲が良く、下宿をしている学生も多かったので、バイトが終わった後にみんなで一緒にご飯を食べに行きました。
バイトを体験して
苦学生でしたので、もちろんバイトは生活費のために始めたのですが、こんなに仕事が楽しいと思えたことはありません。
仕事仲間と良い関係が築けたのは、今思い返してもこの時だけでした。本当に貴重な良い経験ができたと思います。
編集者のコメント:
バイトでも色んな仕事を経験することで、お店の仕組みがわかるようになります。誰かが休んだ時はフォローできるし、お客さんに質問された時は対応できるようになるため、チームワークが深まります。みんなが一丸となって働いているお店だと、お客さんも自然と足を運ぶようになりますよね。みんなにとっても居心地の良いお店だったのではないでしょうか。