ぼくのわたしのバイト体験談    

居酒屋バイトの体験談!常連さんと親しくなって色んな知識を得た

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居酒屋のバイトイメージ

仕事内容

居酒屋に入店してきたお客さんをお迎えし、人数や希望条件(禁煙・喫煙、カウンター、テーブル席等)をお尋ねします。

そして空いている席にご案内し、おしぼりやメニュー等を出します。

お客さんが落ち着いた頃を見計らってオーダーを取りに行きます。

オーダーを取ったらお酒や出来あがったお料理を運びます。

お客さんが帰った後は、お皿やグラスを片付けて、いつ次のお客さんがきてもいいように席を整えるのが主な仕事でした。

オーダーの時になかなか決められないお客さんには「今日のおススメはコレですよ」とか「このお料理は美味しいと評判の一品ですよ」と勧めたりもしました。

小さなお店なので仕事はオーダー取りと給仕だけではありません。

空いている時間にはグラスや下げて流しにつけてあるお皿を洗うこともありました。

また、料理の簡単な盛り付けも仕事の一つでした。

お刺身の盛り合わせなら、菊の花やワサビを乗せたり、あさりの酒蒸しならあさつきを乗せたりといった飾り付けをします。

お客さんから「お箸を落としちゃったんだけど」とか、「割り勘にするからお金を崩して」などと要望され、それらにも対応することもありました。

応募のきっかけ

お昼に違うバイトをしていたので、それを補う形で他のバイトを探していました。

居酒屋のバイトは週に2回だったので、昼のバイトにも迷惑かからず、賄いが付いているのも一人暮らしには助かると思い、応募しました。

ちなみにこの仕事は求人サイトからのエントリーではなく、街(下北沢)を歩いて探したので、外から中の様子を見ることができたのも応募の決め手になりました。

楽しかったこと

小さな居酒屋だったので、何年も通っている常連さん達と徐々に親しくなり、会話するようになりました。

暇な時間には会話から色々な情報や知識が入ってくるのは楽しかったです。

また、「学生の時に来てたんだけど就職と共に引っ越しちゃったから、何年ぶりかに来ました!懐かしい。マスター生きてたの?」なんてやりとりもあったり。

マスターとかつてのお客さまの微笑ましい会話を聞いて、ほっこり心が温まる出来事も何度かありました。

思い出に残っていること

もちろんお金を貰う以上は、楽しいことや良いことばかりだけではなく、嫌なこともありました。

給仕の際やお客さまが帰られた後の片付けの時に、食器やグラスを割ってしまったり、忙しいあまりオーダーを通すのを忘れてしまい、マスターに「何やってんだ!」って怒られたりしたこともあります。

また、酔って酒癖の悪いお客さんに「お姉ちゃん、彼氏いるの~」と絡まれたり、私のことを気に入り、バイトが終わるのを待ち伏せされたりということもありました。

そんなことも今となっては笑える思い出です。

振り返ると、お皿やグラス等を下げる時にさりげなく気を遣ってくれる人、トイレを綺麗にして出てくる人、お酒に呑まれてしまう人、居酒屋で働いているからと上から目線の物言いや態度を取る人…色んなお客さんがいたので、人間観察が出来たというのか人を見る目が肥えました。

このバイトを通して多くのことを学び、それがその後の自分の人生にとって、とても役に立ったと思います。

接客だけでなく板前さんの下ごしらえや出汁取りの様子、味付けや盛り付け方等、プロの仕事を目の前で見ていたので、主婦となった今とても役立っています。

居酒屋バイトを通して、良い経験をしたんだなと思います。

編集者のコメント:

居酒屋の仕事は夜が中心だったり、酔っぱらい客もいるので、女性が働くのは大変な部分もあるかもしれません。それでも常連さんと親しくなったり、気遣いのできるお客さんと接することで、人の暖かさを感じられたようです。板前さんの仕事ぶりを見て主婦になった今役に立っているというのも、バイトが将来の糧につながったようですね。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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