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バイトを1年で辞めるのは早い?迷ったときの考え方

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バイトを1年で辞めるのは早い?迷ったときの考え方のイメージ

バイトを1年続けていると、辞めたくなるときがありますよね。

 
ウサくん

1年で辞めるのは早いかな?

長期のバイトを1年で辞めるのは早いと思う気持ちわかります。

できれば他人から見て、すぐ辞めたと思われたくないですよね。

しかし、バイトを1年で辞めるのは特別早いわけではありません。

1年働けばある程度できるようになるため、それほど悪い評価にはならないです。

そこで今回は「バイトを1年で辞めるときの考え方」をご紹介します。

どのくらいで辞めたら良いかわからない人は、辞め時を考えてみましょう。

バイトを1年で辞めるのは早くない

365日・1年のカレンダー

一般的に言って、バイトを1年で辞めたとしても「早い・すぐ辞めた」と思う人は少ないです。

バイトは離職率が高いため、数ヶ月で辞める人がいても珍しくないからです。

そのため、1年続けて辞めたいと言っても一定の理解を示してもらえます。

これが正社員になると1年で辞めるのは早いと思われます。

人によっては「飽きっぽい」「堪え性がない」とマイナス評価をする人もいるでしょう。

バイトなら1年という勤務期間はマイナスにはならないため、辞めると言ってもさほど問題視されません。

高校3年生なら辞めても問題ない

受験勉強をする女子高生

高校3年生になった人が、1年間勤めたバイトを辞めるのはよくあることです。

高2の4月~3月まで1年間バイトをして、高3になってから受験勉強をするためにバイトを辞めてもおかしくありません。

バイトを辞めたいと言っても理解してもらいやすく、過度に引き止められることはないでしょう。

大学生でも同じように1年間バイトをして、就活を理由に辞めることもできます。

いずれにしても、進学・就職のタイミングで辞めるのは普通であるため、マイナス評価にはならないでしょう。

1年以上の契約でも辞められる

契約書

バイトでも最低勤務期間を設定しているところはありますが、3ヶ月~半年、長くても1年以内が一般的です。

派遣や契約社員なら1年以上の長期勤務を求める場合もありますが、バイトで1年以上はほとんどありません。

最低勤務期間はあくまで雇う側の希望になり、法的な拘束力はありません。

仮に1年以上の契約をしたのに1ヶ月で辞めるなら「話が違う!」と言われることもありますが、1年間勤めていれば最低限の責務を果たしたとみなされるでしょう。

なお、最低勤務期間の考え方については、以下の記事を参考にしてください。

罰を受ける?バイトを最低勤務期間内で辞める方法
「最低勤務期間」が定められている求人を見たことはないでしょうか?最低勤務期間が指定されていると、絶対にその期間内は働かなければ行けないと思い...

1年で辞めても就活に影響しない

面接をする笑顔の女性

バイトを1年で辞めると、就活で不利になるのではないか?と思いますよね。

途中で投げ出したような印象を持たれるのは嫌だ、という気持ちわかります。

しかし、バイトを1年で辞めたからといって、就活でマイナス評価になることは少ないです。

1年間バイトを続ければどんな職種でも一定のスキルが身につきます。

店長やバイト仲間とコミュニケーションも取るし、協調性や社会性も身につくでしょう。

1年間バイトをした経験がある人なら、最低限のコミュニケーション能力・ビジネスマナーが備わっていると判断されます。

就活はもとより、別のバイト応募でもマイナスにならないため、気にしなくて良いでしょう。

1年周期でバイトを変更するのもあり

ガッツポーズをするカフェの女性店員

バイトの良いところは、色んな職業を体験できることです。

1年周期でバイトを変更することで、さまざまな仕事に挑戦することができます。

たとえば、高校1年生(16歳)からバイトを始めて、大学4年生まで1年おきにバイトを変えたとします。

すると、計6回・6つの職業を体験することができます。

6つも体験していれば多種多様なスキルが身につくため、将来の役に立ちます。

職務経歴書は華やかになるし、学生時代に色んな仕事にチャレンジしたのだと評価してもらえるでしょう。

どのバイトも1年間勤めていれば早すぎると思われることはないため、可能性が広がります。

バイトを1年で辞めるときの伝え方

店長に相談している女性

バイトを1年で辞めるときは、どのように伝えれば良いか悩みますよね。

1年間勤めているだけに愛着もあるし、がっかりされるのは嫌だという気持ちわかります。

しかし、1年間同じところでバイトをしていれば、ある程度の関係性はできています。

変に嘘をついたり誤魔化したりせずに、正直に辞めたい気持ちを伝えてください。

たとえ仕事に飽きて辞めたくなったとしても、表現を変えて伝えれば怒られません。

例文)

将来は看護師になりたいため、医療関係で働きたいと思っています。申し訳ありませんが、今月で辞めさせてもらえないでしょうか?

例文の看護師を「保育士」でも「料理人」でも「Webデザイナー」に変えても構いません。

何か目標があって辞めたいと伝えるのであれば、きっと応援してくれます。

どんな理由でもできるだけポジティブに伝えれば、辞めやすくなるでしょう。

フリーターなら就職すると伝える

上司に相談する女性

あなたがフリーターであれば、就職を理由にすると辞めやすくなります。

ずっとフリーターのままだと将来が不安なため、1年でバイトを辞めてもおかしくないからです。

退職理由を聞かれたときに、「1年間フリーターとして働いてきましたが、そろそろ就職したいので辞めさせてください」と伝えれば問題ありません。

多少引き止められますが、1年も働いていれば十分貢献しています。

本当に就職しなくても、フリーターなら就職を理由にすると辞められるでしょう。

有期契約なら特別な理由は必要ない

書類を持つ笑顔の女性

バイトでも半年や1年のように、契約期間を決めて働く場合があります。

もし、有期契約を結んでいたのであれば、次の更新時に辞めると伝えてください。

契約を更新するのも終了するのも自由であるため、更新したくなければ辞められます。

「一身上の都合により、契約更新を見送らせていただきます」と伝えれば問題ありません。

仮に「どうして契約しないのか?」と聞かれたら、適当な理由を言ってください。

「他の仕事がしたくなった」でも「学業に専念したい」でも構いません。

更新時期は人の入れ替わりが激しいため、適当な理由でも納得してくれるでしょう。

バイトを1年で辞める際の注意点

悩む女性

バイトを1年で辞めるのは問題ありませんが、状況によって1年で辞めるとトラブルになる場合があります。

バイトを1年で辞める際は、次のことに注意してください。

事前に伝える

1年間バイトをしてきたからといって、即辞められるわけではありません。

法律的には2週間前、実務的には1ヶ月前に伝えるのが一般的です。

バイト先によってはそれより前に伝える必要もあるため、職場のルールを確認してください。

事前に伝えていれば後任を雇う時間があるため、迷惑はかからないでしょう。

タイミングを図る

バイトを辞めるときは、なるべく人手不足ではない時期に辞めてください。

人手不足で困っている最中に辞めると、バイト先に迷惑がかかります。

新人が入ってきたときや、後輩が育ってきたときに辞めるのがベストです。

辞めることを伝える前にシフトを減らしていれば、さらに辞めやすくなるでしょう。

引き継ぎを怠らない

1年間もバイトをしていると、責任のある仕事を任されている場合があります。

重要な仕事を任されているのであれば、きちんと後任者に引き継いでからバイトを辞めてください。

引き継ぎを怠ったままバイトを辞めると、みんなに迷惑がかかります。

メモに残したり、マニュアルを用意するなどフォローしていれば、辞めやすくなるでしょう。

紹介者に連絡する

友達や知人から紹介されたバイトであれば、勤務期間に関係なく辞める前に連絡してください。

何も言わずに辞めるとガッカリされる恐れがあり、今後の人間関係に響きます。

退職願を申請する前に紹介者に連絡して、辞める意志を伝えるのが大切です。

1年勤めていれば紹介者の顔が立つため、辞めたいと言っても理解してくれるでしょう。

退職のリスクも考える

バイトを辞めるということは、期間に関係なくリスクが発生します。

バイトを辞めれば収入が絶たれるし、生活のリズムが変わります。

次に応募する会社によっては、1年で辞めるのは早いと思う人がいるかもしれません。

特にホテルや金融など、堅いイメージのある業界は経歴を重視しやすいです。

退職を否定的にとらえる必要はありませんが、リスクを考慮した上で慎重に判断しましょう。

円満退職を目指して気持ちよく辞めよう

前向きな女性

バイトを1年間やっていると、さまざまなことが気になるようになります。

「時給が低い」「仕事がつまらない」「店長がうざい」など、辞める理由には枚挙にいとまがないでしょう。

しかし、どんな理由で辞めるにしても、円満退職を目指すようにしてください。

バイトが嫌になったからといって、揉めてバイトを辞めるのは損です。

せっかく1年間も働いてきたわけですから、今までの努力を無駄にしてはいけません。

たとえ嫌なことがあっても「1年間我慢してきた」のではなく、「1年間働かせてもらった」と思うようにしてください。

バイト先に感謝の気持ちを持っていれば、辞め方も変わってきます。

誠意を持って退職手続きを行えば、前向きな気持ちで次のステージに進めるでしょう。

まとめ

1年間バイトをしてきても、さまざまな理由で辞めたくなることがあります。

バイトを辞めるときは期間に限らず、慎重に判断してください。

 
ウサくん

1年で辞めるのはよくあることなんだね

バイトは正社員に比べて離職率が高いため、1年で辞めても早いとは思われません。

高校3年生なら受験勉強で辞めることはあるし、大学3年生なら就活で辞めることもあるでしょう。

1年働いていたらある程度のスキル・マナーが身につくため、就活でも一定の評価をしてくれます。

将来のために1年周期でバイトを変更して、さまざまな仕事に挑戦するのもありです。

ただし、バイトを辞めるときは早めに伝え、タイミングに注意してください。

辞めるリスクを考慮した上で、円満退職を心がければ気持ちよく辞められるでしょう。

今回のポイント

バイトを始める前から1年で辞めることを決めても構いません。「1年間は続けられるバイト」という基準でバイト選びをすれば、自分に合ったバイトが見つかりやすくなります。1年という目標を立てることで、より一層がんばれるようになるでしょう。

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