バイトをして半年も経つのに、ミスが減らないのは辛いですよね。
ミスが多くて怒られる…
毎日ミスをすると怒られるし、情けなくなる気持ちわかります。
できることなら、みんなの足手まといにはなりたくないですよね。
実は、半年経ってもミスばかりするのには原因があります。
原因を突き止めて対処しないと、いつまで経ってもミスを繰り返すでしょう。
そこで今回は「バイトで半年経ってもミスばかりする原因と対処法」をご紹介します。
ミスを減らして気持ちよく働けるようになってください。
バイトで半年経ってもミスする原因
通常、バイトを長く続けていれば、徐々にミスは減ってきます。
しかし、半年経ってもミスが減らずに失敗ばかりだと肩身が狭い思いをするでしょう。
どうして半年も経つのにミスをするのでしょうか?よくある原因をご紹介します。
仕事を覚えてない
仕事をきちんと覚えられてない人は、いつまで経ってもミスが減りません。
あいまいな記憶のまま働いているため、うっかりミスが多くなります。
お客さんから質問されても答えられないため、クレームの原因にもなるでしょう。
ただし、仕事が覚えられないのは覚えることが多かったり、職場環境も影響します。
忙しい職場だと覚える前から働かされるため、なかなか記憶に定着しません。
仕事に興味がない
仕事内容に関心がないまま働いていると、ミスしやすくなります。
普段とは違うことがあっても気づけないため、トラブルを招いてしまいます。
バイト中の時間も長く感じるようになり、ストレスが溜まります。
「なぜこの作業が必要なのか?」「どうすればいいのか?」を考えないと、いつまで経ってもミスが続くでしょう。
人間関係が悪い
バイト先の人間関係が悪いと、困ったときに助けを求めることができません。
大変な仕事も自分ひとりで解決しようとするため、ミスを誘発してしまいます。
また、あなた自身は問題がなくても、店長とマネージャーが喧嘩しているような職場もストレスが溜まります。
ギスギスした職場にいると気分が落ち込むため、仕事に集中できなくなるでしょう。
労働条件が悪い
時給が低かったり、休みが少ないバイトもミスが多くなります。
労働条件が悪いことでモチベーションが低下し、無気力になるからです。
一生懸命働いても時給が上がらないと、何のために頑張っているのかわからなくなります。
その結果、適当な対応をするようになり、ミスをし続けるようになります。
生活習慣が悪い
バイトが上手くいかないのは、生活の影響も大きいです。
夜遅くまで遊んだり、昼まで寝るような生活をしている人は、生活のリズムが整いません。
勤務時間までに疲労が抜けきらないため、仕事に集中できずにミスをしてしまいます。
生活習慣を変えない限り、いつまで経ってもミスを繰り返すでしょう。
出勤数が少ない
いくら半年間勤務していても、出勤数が少ないと上達しません。
せっかく仕事を覚えても次のシフトまで間が空くと、すぐ忘れてしまいます。
だからといって新人扱いされないため、他の人と同じように仕事をさせられます。
周りともコミュニケーションを取りづらく、ミスになってしまいます。
ネガティブな性格
ネガティブな性格でマイナス思考の人は、常に失敗を恐れています。
やる前から「ミスしたらどうしよう」と考えてしまうため、目の前の仕事に集中できません。
ミスできないと思えば思うほど焦りが生まれ、心に余裕がなくなります。
冷静な判断ができなくなり、またミスをするといった負のスパイラルに陥ります。
バイトでミスを減らす7つの対処法
バイトでミスをすると落ち込みますが、いつまでもミスばかりではいけません。
新人だと大目に見てもらえても、半年の人がミスばかりすると立場が危うくなります。
そこで、どのようにしてミスを減らせば良いのか対処法をご紹介します。
ミスを分析する
まずは、どんなミスをすることが多いのか、ミスの内容を分析してください。
「いつ」「どこで」「どんな」ミスをするか把握することで、対処しやすくなります。
たとえば、キッチンバイトでお皿をよく割るという人は、お皿を持つ枚数を減らしてみましょう。
レジ打ちで入れ忘れが多い人は、会計後に台を再び確認し、忘れ物がないかチェックしてください。
ミスしたときを思い出し、ひとつずつ対処していけばミスは減ります。
優先順位を決める
半年もバイトをしていると複数の仕事を任されがちになりますが、仕事を抱え込むのはミスの元です。
複数を同時に行うのではなく、優先順位を決めてひとつずつ確実にこなせるようにしてください。
たとえば、掃除している際にお客さんが増えてきたら、手を止めて接客をしましょう。
中断するのは気持ち悪いかもしれませんが、接客が終わった後に掃除をすれば問題ありません。
最優先のものから取り組むようにすれば、怒られることもないでしょう。
メモを取る
覚えることが多くて大変だという人は、メモを取るようにしてください。
教わったことをメモに書いておけば、わからなくなったときに見返せるので便利です。
きれいな字でなくても、自分がわかる文字であれば問題ありません。
また、メモを取る姿は周りに良い印象を与えられます。
店長にも「変わろうとしている」と思ってもらえるため、評価が好転するでしょう。
予習・復習する
バイトのミスを減らすためには、事前にしっかり準備しておくのも大切です。
その日の流れを想像し、どう対処するかイメージトレーニングしてください。
メニュー表を見たり、バイト先のホームページを見るのも予習になるでしょう。
また、バイトから帰ってきたらその日の出来事を振り返り、復習するようにしてください。
改めて思い返すことで記憶に定着し、ミスは減っていきます。
店長に相談する
バイト中にわからないことがあれば、必ず店長に相談してください。
もう新人ではないからと自己判断で行動するのは、ミスする原因になります。
仕事のやり方がわからなくなった時も、プライドを捨てて教えを請うようにしてください。
「まだできないのか」と嫌味を言われる可能性もありますが、聞かずに失敗するよりマシです。
店長と積極的にコミュニケーションをとれば、大きなミスを防ぐことができるでしょう。
バイト仲間を頼る
なんでもかんでもひとりでやろうとするのは無理があります。
重い物を持ったり、手が足りないときは、バイト仲間を頼るようにしてください。
バイト仲間の助けを借りれば負担は減るし、スムーズに進みます。
たとえ相手が後輩であっても、助けが必要なときは素直にお願いしましょう。
体調管理する
バイトをしているのであれば、体調管理も仕事のうちです。
体調に問題があると集中力がなくなり、大きなミスが起こりやすくなります。
バイトの前日は夜ふかしをせずに、十分な睡眠時間を確保するようにしてください。
心身ともに健康な状態を維持すれば、ベストパフォーマンスが出せるようになり、ミスも減るでしょう。
バイトのミスから立ち直るコツ
バイトでミスをすると落ち込みますが、ミスは誰にでも起こり得るものです。
新人でもベテランでも、半年でも一年でもミスをするときはします。
次は同じミスを繰り返さないように、気持ちを切り替えなければいけません。
そこで、バイトのミスから立ち直るコツをご紹介します。
ミスを受け入れる
ミスをすると逃げ出したくなりますが、ミスを受け入れてください。
ミスから目を背けたままだと、立ち直ることはできないです。
起きてしまったことは変えられないし、落ち込んでも時間は元に戻せません。
どれだけ辛くてしんどくても、ミスを受け入れて前に進みましょう。
自分を責すぎない
ミスが多いからといって、自分を責すぎないようにしてください。
自分を責すぎないことで、自信を保ち、前向きに立ち直ることができます。
ミスは誰にでも起こり得るものであり、完璧である必要はありません。
反省するのは大切ですが、自分を責すぎないようにしましょう。
ストレス発散する
ミスをした日は、なるべくその日にストレス発散してください。
ミスをすると落ち込みますが、何もせずに溜め込むのは危険です。
友達と電話をして悩みを聞いてもらったり、美味しいものを食べたり、ゲームをしても構いません。
ストレス発散して精神的な安定が保たれれば、ミスを減らす助けになるでしょう。
長い休みを取る
休まず働いていたのであれば、長い休みを取るようにしてください。
ずっとミスが減らないのは、休息が足りない可能性があります。
1~2週間休み、一旦バイトから離れることが大切です。
心身がリフレッシュされれば、再び頑張れるでしょう。
失敗を教訓にする
ミスをミスで終わらせるのではなく、失敗を教訓にしてください。
なぜミスをしたのかを振り返り、改善策を考えて行動することが大切です。
たとえば、「皿を両手に持って移動したから落とした」のであれば、「次は片手で持ってゆっくり歩く」のように、具体的に改善することができます。
ミスで学んだ自分を評価できれば、一歩前進するでしょう。
半年経ってもミスばかりするのは病気?
バイトで半年経ってもミスばかりしていると、「自分は病気ではないか?」と心配になりますよね。
周りはできているのに自分だけできないと、不安になる気持ちわかります。
しかし、半年経ってもミスばかりするからといって、病気だというわけではありません。
「バイトで半年経ってもミスする原因」でも述べたように、ミスにはさまざまな原因があるからです。
誰だって興味がない仕事には集中できないし、ブラックな環境ならやる気はでません。
心身に問題がなくても、向いてない仕事ならミスは続いてしまうでしょう。
とはいえ、発達障害である注意欠陥・多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)でミスしている可能性もあります。
そのため、何をやってもミスが続くのであれば、一度医療機関や専門家に相談してみてください。
半年もミスしているとクビになる?
バイトで半年経ってもミスばかりしている人は、言い換えれば半年間ミスしていることになります。
あまりにも長い間ミスをしていると、クビになるのではないか?と不安になりますよね。
実際のところ、クビになるか否かはミスの内容によります。
店長に指示されたことを忘れたり、作業を間違えたぐらいでクビになることはありません。
しかし、バイト先に損害を与えるようなミスを繰り返している場合は別です。
毎日お皿を割ったり、金銭間違いが多いと「会社に損害を与える人物」だとして、クビになる可能性はあります。
直接クビだと言われなくても、シフトを減らされたり、辞めるように仕向けられるでしょう。
ミスは誰にでも起こり得ることですが、同じミスを繰り返さないようにしてください。
ミスより「できること」に目を向ける
ミスをするつもりがなくても、忙しいときはどうしてもミスが多くなります。
ミスをすると「自分はなんてダメな奴なんだ」と情けなくなりますが、卑屈になる必要はありません。
「できないこと」よりも「できること」に目を向けるようにしてください。
たとえば、接客が苦手でお客さんへの対応が上手くできない人は、接客以外に力を入れましょう。
コンビニバイトなら、品出し、惣菜の調理、商品の発注、掃除など、接客以外でもやれることはたくさんあります。
自分から話しかけるのが苦手なのであれば、聞き上手に徹し、相手の要望を受け入れるようにしてください。
短所よりも長所を伸ばしていくことで、自分に自信が持てるようになります。
結果的に短所も克服できるようになり、ミスが減っていくでしょう。
どうしても改善しない時は辞める
仕事には向き・不向きがあります。
半年間バイトをしてもミスばかりするのであれば、あなたに向いてない可能性があります。
もし、努力してもミスが減らないのであれば、辞めることを検討してください。
向いてない仕事を長く続けたからといって、できるようになるわけではありません。
むしろ、ミスばかり繰り返す内にどんどん自信がなくなり、働くことが怖くなってしまうでしょう。
日本では長く続けることが美徳とされていますが、無理に続けても辛いだけです。
ストレスで心身に影響を及ぼす前に、辞めるべきか判断してください。
まとめ
バイトをして半年経つのにミスばかりしていると、気持ちが焦ります。
周りにも迷惑がかかるため、今後はミスを減らすようにしてください。
ひとつずつミスを減らそう
ミスを減らすコツは、ミスの原因をしっかり分析して対処することです。
仕事を覚えてなくてミスをする人は、予習したりメモを取るなどして、忘れないようにしてください。
わからないことがあれば店長に相談し、時にはバイト仲間を頼ることも大切です。
自分から積極的にコミュニケーションを取り、人間関係を改善するようにしましょう。
半年間ミスばかりしているのにクビにならないのは、見放されていない証拠です。改善の余地があると思われています。
その期待を裏切らないためにも、今一度あなたにできることを振り返り、ひとつずつミスを減らせるように努力してくださいね。