せっかくバイトを始めても、人間関係が上手く行かずにぼっち状態になると辛いですよね。
バイト先で孤立してしまった…
お金をもらうためにバイトをしているとはいえ、一人で寂しく働くのは苦痛です。
できることならみんなと仲良くしたいし、楽しく働きたいですよね。
そこで今回は「バイトで一人ぼっちになった時の解決策」をご紹介します。
コミュニケーションを取るのが苦手でぼっちになってしまった人は、どうすれば良いか見ていきましょう。
1)自分から話しかける
ぼっち状態を解消するためには、まずバイト仲間とコミュニケーションを取る必要があります。
相手から話しかけてくれるのを待ってるだけでは、いつまで経っても孤独は解消しません。
とはいえ、「それができたら苦労しないよ…」と思う人もいるでしょう。
人見知りだったり、口下手な人は何を話せば良いかわからないと思います。
そんな時に便利なのが「質問」です。仕事に関することをバイト仲間に質問しましょう。
質問内容も一般的なことで構いません。商品の場所を聞いたり、掃除のやり方を聞くぐらいでもOKです。
コミュニケーションで大切なのは、話すという行為です。
たとえ質問であっても、話す回数が多くなってくると、親近感が湧いてきます。
プライベートの事を聞くのは仲良くなってからでないと難しいですが、仕事のことであれば気軽に聞けます。
仕事に関することであれば相手も無視するわけにはいきません。
むしろ、仕事の質問をすることで「真面目に働いている」という印象を与えられるでしょう。
ただし、同じ相手に何度も質問するのはやめてください。しつこく質問をすることで、ウザいと思われる可能性があります。
適度に距離を取りながら、2つ3つと仕事の質問をするようにしましょう。
2)リアクション上手になる
せっかくバイト仲間から話しかけてもらったのに、「はい」「いいえ」だけで、素っ気ない返事になっていませんか?
リアクションが薄い人は会話に興味がないと思われ、そのうち話しかけられなくなります。
芸人さんのように大げさなリアクションをする必要はありませんが、相手が話を続けやすいような返答をしてください。
たとえば相手から何か話題を振られたら、その話に乗って掘り下げてみましょう。
会話例
相手「昨日、面白いお客さんが来たんだけど知ってる?」
あなた「え!?どういうお客さんですか?」
相手「それがさ~」
相手の話に興味を示すことで、あなたを心地良い人だと思ってくれます。
また、仕事について教えてもらったら、お礼に加えて一言添えるようにしてください。
会話例
相手「○○はこうすればできるよ」
あなた「ありがとうございます。なかなか難しいですね」
相手「そうだね。落ち着いてやればできるようになるよ」
と言った感じで、会話が続くように持っていくと話が広がります。
最初は難しいかもしれませんが、リアクション上手になることで、距離を縮めることができ、仲良くなれるでしょう。
3)仕事を手伝う
バイト仲間が重いものを持っていたり、忙しく働いている時は、率先して仕事を手伝いましょう。
「なにか手伝うことはないですか?」とか「代わりにやりましょうか?」と声をかけてください。
あなたが仕事を手伝うことでバイト仲間は助かるし、好意を持たれるようになります。
ただし、何でもかんでも手伝うと言ってはいけません。
あまりにも言い過ぎると下心を疑われ、余計に孤立してしまいます。
あくまで自分の手が空いており、バイト仲間が忙しくしているときに声をかけてください。
また、バイト仲間を助ける一環として、シフトを交代するのもありです。
誰か休んだときや休みたいと言われたときに、シフトを代わってあげましょう。
バイト仲間の助けになることで、あなたに対する信頼度はアップします。
何かあったら頼ってくれるようになり、ぼっち状態は解消されます。
4)新人が入ってくるまで待つ
ぼっち状態を解消する最適なタイミングは、新人が入ってきたときです。
すでに人間関係ができている中に入るのは難しいですが、新しい人と人間関係を作るのはそこまで難しくありません。
新人はあなたのことを知らないため、固定観念を持たずに接してくれます。
たとえぼっち状態だったとしても、誰かに言われずまで気づかないため、寂しそうに思われません。
誰でもバイトを始めた頃は不安です。あなたと同じように「ぼっちは避けたい」と思っているでしょう。
そんな中で、あなたから積極的にコミュニケーションをとれば、仲良くなることができます。
「今のバイト仲間と上手く接することができない」というのであれば、新人が入ってくるまで待ってみるのはいかがでしょうか。
5)友達を誘う
新人が入ってくるまで待てないという人は、友達を誘ってください。
友達と一緒に働けばバイト先で孤立することはないし、周りから寂しい人だと思われません。
あなたが友達と楽しそうに話している様子を見れば「本当は話しやすい人なんだ」と思われ、妙な誤解もとけます。
また、友達と一緒なら心強いです。
友達と一緒なら恥ずかしくないため、知らない人ともコミュニケーションを取ることができるでしょう。
一緒にバイトをしてくれる友達がいない人は、兄弟や学校の先輩・後輩でも構いません。
バイト先に一人でもあなたを知っている人がいれば、ぼっち状態は解消されるでしょう。
6)差し入れをする
コミュニケーションが苦手な人は、自分から話しかけるのは辛いです。
どんな話をすれば良いかわからなくなり、コミュニケーションが取れなくなるでしょう。
しかし、コミュニケーションが苦手なのはあなただけではありません。
バイト仲間も同じように思っている場合、あなたとどうコミュニケーションを取るか悩んでいるでしょう。
そんなときにおすすめなのが「差し入れ」です。
バイト先にお菓子や食べ物を差し入れすることで、バイト仲間から話しかけやすい状態を作ることができます。
差し入れはみんなが食べられるクッキーやチョコレートが無難ですが、もっとも効果的なのが地域特産のお土産です。
北海道なら「白い恋人」、神奈川県なら「鳩サブレー」、広島県なら「もみじ饅頭」のように定番のお土産がベストです。
定番のものであれば誰もが地域を思い浮かべるので、「○○に旅行してきたのですか?」と聞かれ、話のネタになります。
実際に旅行しなくても、定番のお土産は通販で取り寄せることができます。
ぼっち解消のために、少しばかり投資をして話のネタを作ってはいかがでしょうか。
7)真面目に働く
自分から話しかけるのは苦手だし、口下手で質問も上手くできないという人もいるでしょう。
どうしても自分から話をすることができないのなら、無理して会話する必要はありません。
無理やり話そうとしても不自然になるし、違和感を与えてしまいます。
会話が上手くできないのであれば、仕事でアピールするようにしてください。
誰よりも仕事ができるようになることで、みんなから信頼されるようになります。
遅刻や欠勤はせず、毎日与えられた仕事をコツコツこなしてください。
みんなが嫌がる仕事を率先し、頼れる存在になれば周りの見る目が変わります。
次第にバイト仲間から話しかけてくるようになり、ぼっち状態は解消されるでしょう。
ぼっちになりにくいバイトの特徴
バイト先でぼっちになってしまうのはあなたの性格が原因とは限りません。
バイト先の環境によって、ぼっちになりやすい・なりにくいというのもあります。
そこで、どんなバイト先ならぼっちになりにくいのか見ていきましょう。
オープニングスタッフ
新しくオープンするお店は人間関係が出来上がっていません。
みんな一からのスタートになるため、既存店と比べて溶け込みやすいです。
みんなが新人であり、協力しながらお店を盛り上げて行く必要があります。
自然と会話が増え、コミュニケーションを取る機会が多くなるでしょう。
少人数で勤務している
コンビニや個人の飲食店など、少人数で働くお店は必ずコミュニケーションを取る必要があります。
特に二人で勤務するバイトだと会話をしないわけにはいきません。
長い時間一緒にいることで、仕事だけでなくプライベートな話に発展することもあります。
会話をしていく中でお互いの性格を知り、仲良くなることもあるでしょう。
年上が多い
あなたが高校生なら、大学生や主婦など年上が多い職場がおすすめです。
同年代に比べて年上は人生経験が長い分、年下に対して寛容です。
あなたが一人で寂しそうにしていると、話しかけてくれます。
スーパーやファミレスなど主婦が多い職場だと、自分の子供のように接してくれる人もいます。
年上は同年代と比べて話しやすく、悩みがあっても打ち明けやすいでしょう。
お客さんが多い
お客さんが多くて忙しい職場もぼっちになりにくいです。
接客で動き回らなければいけないし、チームワークが必要になります。
好き嫌い関係なく関わらなければいけないため、あなたを除け者にできません。
たとえバイト仲間と話さなくても、お客さんと会話をしていれば時間は埋まります。
忙しいと孤独を感じる暇もないため、ぼっちを気にせず働けるでしょう。
持ち場が決まっている
工場のライン作業や郵便局の仕分けなど、持ち場が決まっている職場は集中しやすいです。
黙々と与えられた作業を行えば良いため、必要最低限のコミュニケーションを行うだけで構いません。
誰とも会話しなくても困らないため、口下手な人には最適です。
ぼっちになるのが怖い人は、人と関わる機会が少ないバイトを選びましょう。
ぼっちではない自分を演じる
ぼっちになりやすい人にはある特徴があります。それは「ぼっちの自分を受け入れている」ことです。
口下手であったり、引っ込み思案な性格を自覚しているため、バイトでも上手くコミュニケーションを取ることができません。
だからといって、ぼっちで居続けるのは辛いです。
変われるなら変えたいと思っている人が大半ではないでしょうか?
今までの性格を変えるのは難しいものの、変えなくても演じることはできます。
たとえば、学校と比べてバイトは全く新しい環境です。誰もあなたのことを知りません。
大人しい性格の人がバイト先で明るく振る舞っても、誰からも変に思われないです。
ぼっちになるのが嫌なのであれば、「みんなと楽しく会話できる自分」を演じてみましょう。
辞めることも視野に入れる
ぼっち状態を解消できないのであれば、バイトを辞めることも視野に入れてください。
「お金をもらうためにバイトをしているんだから、他人と仲良くなる必要はない」という意見もありますが、割り切って働くのも限界があります。
無理して相手に合わせようとしても苦しいだけ、そのうちボロが出ます。
バイトはひとつだけではありません。あなたを受け入れてくれるバイト先はたくさんあります。
たとえ始めたばかりであっても、合わない環境で無理して働くのは苦痛です。
ストレスが溜まり、いずれ身体を壊してしまうでしょう。
どうしてもぼっちが辛いのであれば、辞めて新しいバイト先を探すようにしてください。
ぼっちになっても悩む必要はない
バイト先でぼっちになっても悩む必要はありません。
ぼっちを嘆くのではなく、ポジティブに考えるようにしてください。
たとえば、バイト先で友達を作らないことで、人間関係の悩みが少なくなります。
無理に相手に合わせようとしたり、気を使う必要はありません。
休憩中はゆっくり過ごすことができるし、バイトが終わったらすぐに帰れます。
嫌な飲み会に誘われることもないし、悪口大会に巻き込まれることもないでしょう。
バイト先に友達がいないと寂しいですが、友達がいても良いことばかりではありません。
バイト先でぼっちになっても悩みすぎず、目の前の仕事に集中するようにしましょう。
まとめ
バイト先でぼっちになると辛いですが、あなた次第で変えることはできます。
ぼっちになりたくないのであれば、勇気を出して行動するようにしてください。
自分から話しかけよう
ぼっち状態を解消するためには、自分から積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。
仕事の質問でもお客さんのことでも良いので、自分から話しかけるようにしてください。
たとえ会話が苦手であっても、聞き役に徹してリアクション上手になれば問題ありません。
どうしても自分から話せないのであれば、そのぶん仕事をがんばるようにしてください。
真面目に働くあなたの姿を見れば、周りから話しかけてくれるようになるでしょう。
バイト先でぼっちになっても悩む必要はありませんが、友達ができると楽しいのは確かです。
ぼっちの現状を嘆くのではなく、積極的に行動するようにしてくださいね。