仕事内容
品出し、売り場作り、閉店作業が主な仕事でした。
品出しは特に指示もなく自分でサッサと行いますが、特売コーナーなど売り場作りに関しては、社員の指示でやることが多かったです。
閉店作業ではカート回収や野菜・生鮮食品の収納、明日の朝に売り場へ出す商品の準備を行います。
慣れてくると、パソコンで値札やPOPの作成を任せてもらえるうになります。
シフトは大体週4日で、夕方から閉店後の22時30分までの勤務でした。
応募のきっかけ
スーパーが最寄駅から近いので、当時通っていた専門学校から出勤しやすく、下校してそのままバイトに行けるのが理由です。
接客に若干苦手意識があったため、レジ業務のないことを確認して売り場スタッフをやることにしました。
楽しかったこと
総菜やお刺身の半額シールタイムが個人的に面白くて好きな仕事の一つです。
基本的に夜間責任者がやる作業ですが、稀に任されることがありました。
私が半額シールの束を持って売り場に出ると、待ってましたとばかりにお客さんに囲まれます。
若干押されながら「あ~、これテレビでよく見る光景だ」と思いながら、ペタペタと半額シールを貼っていました。
思い出に残っていること
スーパーの社員といえば、開店から閉店までずっと働いているイメージがありました。
しかし、私が働いていたスーパーは割とホワイトなお店だったようで、19時頃には店長も含め、ほとんどの社員が退勤していました。
そのため、19時以降は同世代のバイトと60歳くらいの夜間責任者だけになり、フレンドリーで居心地の良い職場でした。
ある日、店長から「売れ残った総菜を持って帰っていいからね」と言われ、バイト仲間で分け合って持ち帰りました。
時給が770円だったので、こういった特典があることで金銭面でも有難かったです。
短時間勤務だったので休憩はありませんでしたが、閉店後にバイト仲間とお店の外で1時間ほど雑談をしたり、そのまま近くのファミレスへみんなで行くこともありました。
その中にいた1歳上の女子大生が可愛いなと入社当初から思っていましたが、残念ながら彼氏持ち。
ファミレスで彼氏の惚気話を聞きながら、ヤケ烏龍茶を飲んでいた苦い記憶があります。
バイトを体験して
社員やアルバイトに優しいスーパーだったので、小売業に対するイメージが自分の中で良くなりました。就職先として候補に入れたほどです。
やはり従業員が生き生きと働いているかどうかが、職場を選ぶ上でかなり大事なのだと思います。
編集者のコメント:
半額シールの話は面白いですね。夕方になると割引狙いでスーパーに行く人も多く、人気商品は取り合いになると思います。また、間接的に失恋になった話は切ないですね。みんな仲が良いだけに苦々しい想いで好きな人の話を聞いていたことでしょう。しかし、それも含めて良い思い出になっていると思います。