仕事内容
レジ業務と商品の品出し、清掃が主な仕事でした。手が空いている時は、フェイスアップといって、商品を棚の前面に出す仕事もよくしていました。
新しい商品が配送されてくる前に、古くなった商品を廃棄処分にするのですが、大量のおにぎりやパンが廃棄処分になるときがあります。
消費期限の数時間前から廃棄扱いにするので、もったいなく感じたものです。
その他、公共料金の支払手続きや宅配便の受付をすることもありました。
宅配便は箱のサイズと重さを測って、配達地までの料金を計算します。一般的なダンボールなら簡単ですが、たまにゴルフバッグの配達もあり、その時は困ることがありました。
コンビニは色んな業務を承っているので、店員が知らない業務もたまにあります。
原付の自賠責を申し込まれた時は教えてもらってもいなかったので困りました。(先輩が知っていたので、なんとか受け付けることができましたが)
お年寄りや外国人の方からコピー機の使い方を教えてくれと頼まれることもありました。
拡大コピーのやり方がわからなくてお客さんに迷惑をかけてしまいました。
でも、店長が後からテストさせてくれたので、覚えることができました。
応募のきっかけ
コンビニバイトをはじめる前はファミレスでバイトをしていたのですが、スタッフの人数が多く、日によってメンバーが変わります。
苦手な人もいたりして、コミュニケーションの取りづらさを感じることがありました。
その点、コンビニは少人数で仕事をするので、人見知りの自分でもコミュニケーションが取りやすいのではないか?と感じ、応募することにしました。
実際に働いてみると、2人で勤務することが多く、協力しなければお客さんに迷惑がかかります。自然とコミュニケーション力が培っていったように思います。
楽しかったこと
基本的には学校終わりの夕方から夜22時までの勤務でしたが、たまに早朝や深夜にシフトを入れていただくこともありました。
勤務時間が変わると働く人もお客さんも変わり、とても新鮮でした。
自分は高校生だったのですが、大学生や社会人の方と一緒に仕事をすることもあり、空き時間に先輩たちと話せるのがとても楽しかったです。
特に音楽好きな先輩と話す時はとても楽しくて、お客さんが来店しているのに夢中になりすぎて、怒られたこともありました(苦笑)
思い出に残っていること
レジのお金を精算するときに、誰が一番誤差が少ないか競争するといったイベント?がありました。
金額はグラフに記入され、各スタッフ毎にまとめられるので、誰が多い・少ないかが一目瞭然です。
ペナルティはなく、誤差が少ない人は店長から金一封がもらえます。
あの時はスタッフ全員、いつも以上にお金のやり取りには気をつけていたと思います。
今になって思えば、お金の大切さを学べる良い機会だったかもしれません。
また、自分がバイトを辞めるときに、スタッフ全員の寄せ書きをくれました。
自分だけでなく、他のバイトスタッフが辞める時も同様の労いをしていました。
社会人になった時、たまに見返して思い出し、頑張ろうと励みにすることがあります。
編集者のコメント:
コミュニケーションに自信がなかった体験者さんもコンビニバイトで変われたとのこと。確かにコンビニは色んなお客さんが来店しますから、自然とコミュニケーション能力が向上していくかもしれませんね。また、辞めるときに他のスタッフから寄せ書きをくれた話も温かい気持ちになりました。