仕事内容
エスニック・アジアンファッションを扱う「チャイハネ」でバイトをしました。
基本的な仕事はお客さまへの対応とレジ作業です。早番・遅番があって、私は早番担当が多かったです。
朝出勤してから開店までの時間は店内の清掃、在庫の確認と整理整頓をし、シルバーアクセサリーを磨くなどのメンテナンス作業をすることもありました。
開店後はお客さまが来店した際の接客、衣服の取り扱いに関する説明や相談を受けたりもしました。
私が働いていたお店は常連のお客さまが多くいらっしゃったので、新商品や期間限定商品に特化したご案内を差し上げました。
午後の遅番担当のスタッフが出勤する際に、引き渡し作業をして退勤するというローテーションでした。
応募のきっかけ
バイトをする前にインディアンレストランでバイトをしていたのですが、お店の店長さんが常連でよく来店されるお客さまでした。
いつも接客時にインド料理やアジアの食事の話をしていたのですが、私がアジアン雑貨やファッションにも興味があるという話をしていたら、お誘いがあって働くことになりました。
楽しかったこと
以前からアジアン雑貨やファッションに興味があって、色々なお店を客として訪ねていくことが好きでした。
バイトとして働いていた時はスタッフとして、個々の商品の情報をより深く知れたり関係者の方との繋がりを持てたのがとても楽しかったです。
アクセサリーに使われている石やお香の名前や意味を詳しく学べたり、洋服の染色についての知識も増え、手洗いと洗濯機のうまい使い方などの裏技も知りました。
学んだ知識をお客さまにアウトプットすることで、より一層自分の知識として定着することにもなり、毎日が楽しかったです。
お客さまとの会話が盛り上がることも多く、アパレルのお店での接客は飲食店と比べて違った面白みがあるなと感じました。
思い出に残っていること
バイトを始めてすぐにお店の店長が他店への移動で変わってしまい、新しい店長になりました。
新しい店長は業務の回し方などスタイルが違う方だったので、当初は戸惑う場面が多く、ミスも増えていました。
しかし、前店長がたまに仕事で訪れることがあり、そういう時にいつも気にかけていただき励まされました。
このことが、大変でもバイトを続けられた大きな理由です。
小さな店舗でしたので、基本はバイト一人と店長の二人で店を回していました。
仕事そのものよりも、人間関係の濃さがいろんな意味で店の雰囲気や仕事の出来栄えにも繋がってしまうな、という事を学べました。
前店長に指摘されて、自分の対応力・柔軟性が足りていないということがわかったこともありました。
それからは少しずつではありますが、日々勉強しながら考え方を柔軟にしていき、働けたのが良い思い出です。
編集者のコメント:
バイトは時給や環境も大切ですが、“誰と働くか“という人間関係も大きいです。バイトに誘ってくれた人が移動になって仕事のやり方が変わった時は、とても辛かったと思います。しかし、柔軟な対応ができたのは前店長との関係性があったからこそです。良い人に恵まれましたね。