仕事内容
受付での接客、出納チェック(システムと現金の残高が合致しているか数える)、ブース清掃、フロア清掃、漫画の清掃、調理、調理アシスタント、ドリンクバーの在庫チェックをしていました。
基本的には平日学校後の時間に、17~21時の時間に働いていました。
予定がないときは土日も一日5時間程度シフトに入るようにしていました。
極まれに深夜帯も働くことがあり、漫画の清掃やフロア清掃はお客様が少ない深夜帯に行っていました。
応募したきっかけ
バイト情報誌で快活クラブの求人広告を見つけ、時給が高かったことが一番の理由です。
応募したお店は私の住んでいた田舎の市内にありながら、隣接する市街地との境にありました。
時給が市街地の額で、市内でバイトしながら高時給が稼げるというのは大変魅力です。
土日もバイトがしたかったので、学校の近くではなく、家から通える距離というのが絶対条件でした。
また、快活クラブは漫画喫茶でもあるので、漫画好きの私には最新の漫画情報が入手できるというのも魅力でした。
思い出に残っていること
土日のピークタイムに、一刻も早く空きを作るために以下のような会話をしていました。
「○○さん、そこのブース終わったら次〇番のブース入って!」
「○○さんは、次〇番のブース入って!」
「○○さん、〇番の清掃終わったので〇番の清掃入ります!」
「○○さん、○番の清掃終わりました。次は〇番の清掃の予定ですが隣のブースが開いたので清掃に入ろうと思いますがいいですか?」
監督役と清掃要員のインカムを使ってのやり取りなのですが、まるでチームスポーツを行っているようでした。
忙しいのですが、それよりも達成感というか、ひとつの仕事をやってやったなという爽やかな気分にもなれたのです。
監督役は全体が見渡せるマルチタスク型が担うのですが、始めは清掃要員からはじめ、経験を積んでいくと監督役に任命されるようになります。
がんばれば出世できるようになるし、とても思い出に残りました。
バイトをした感想
正直、ネットカフェでのバイトは始めるまで怖いなと思っていました。
当時は「ネットカフェ難民」なんて言葉もよく言われていたからです。
「どんなお客様が来るんだろう?男のお客さんばかりなのかな?」なんてことを考えていましたが、始めたらお客様は常連さんも多いし優しい方ばかりでした。
私が働いていたお店は、従業員~エリアマネージャーまでみんな仲が良かったです。
快活クラブでバイトをしたことで、コミュニケーション能力やチームワークが身につくと思いました。
編集者のコメント:
よく「ネットカフェのバイトは楽だ」と言われますが、快活クラブは有名店だけに忙しかったようですね。インカムを使ってお客さんを誘導していくのは大変だったと思います。しかし、そのやりとりがチームワークを生み、絆を深めていったのでしょう。良い経験になりましたね。