仕事内容
駅中にあるパン屋で販売のバイトをしました。
土日の遅番シフトに入っていたのですが、クロワッサンやクリームパンがとても美味しくて有名な店なので、多くのお客さまが来店します。
私はバイトリーダーとして翌日午後の分の発注と、金銭管理とお店を閉める作業をしていました。
また、シフト管理もしていたので、クリスマスや年末などバイトの人数が足りない時に、自らシフトに入ることもありました。
応募したきっかけ
元々、パン食の家庭で育ったので、幼稚園の頃からパンがとっても好きでした。
そのため、「大好きなものに囲まれてお給料がいただけるなんて最高!」という思いがあり、応募しました。
また、系列店のパンを食べていたこともあり、お店の商品をお客さまに勧められると確信がありました。
苦労したこと
一番苦労したことは、試食のパンだけ食べに来る不衛生な人の対応です。
お店の構造上、対面販売をするため、試食パンはショーケースの上に置く状態でした。
他のお客さまにもご迷惑になるし、不衛生な店だと思われたくなかったので、苦労しました。
苦労を乗り越えた秘訣
新商品の試食は売り上げにも繋がる大切なサービスです。
試食だけしに来られるのは迷惑であり、衛生面も気になります。
そこで、パンをご購入いただいたお客さまにだけ、個別に試食品を渡すことにしました。
思い出に残っていること
一番の思い出は、当時の店長が店長自身の誕生日にホールケーキとシフトメンバー全員分のケーキを持ってきたことです。
その日のバイト終了時間に間に合うように持参してくれました。
遅番シフトの終了後は金銭管理以外にも掃除やらパンの廃棄など色々作業がある中で、店長は仕事を手伝うでもなく、どでかいケーキを持ってきたのです。
その空気の読めない感じがとても面白くて、凄く思い出に残ってます。
ただ、この店長の優しいところは私を含め、全員の誕生日を把握していて、誰かが誕生日
の度にケーキを持ってきてくれました。
そんなに食べられないだろうという思いもありましたが、女性だらけのバイトだったので、全員喜んでキャッキャッしていました。
バイトをした感想
ひと言で言うなら「最高!」です。
店長はちょっと抜けていましたが、このバイトを経験したお陰でお給料をいただくことや
接客の大変さ、後輩の指導など本当に多くのことを学ばせていただきました。
バイトリーダーをしていたこともあり、本社とのやり取りもあって、ただ楽しくパンを販売していれば良いというのではなく、売上を出さなければいけません。
廃棄の取扱いなど本当に沢山のことが学べたため、今も役立っています。
編集者のコメント:
パン屋さんでバイトリーダーにまでなったという体験者さん。言葉の節々に責任感を感じさせられます。店長との思い出は少々毒舌(?)な部分もありますが、良い関係だったからこそ言えるのでしょう。経営者視点も身についたようですし、良い経験になりましたね。