仕事内容
おせち料理の工場で、繁忙期になる年末年始だけ働きました。
初日に各種ラインの担当が振り分けられて、契約期間終了まで担当エリアで働きます。
私は出荷のラインだったため、中の製造ラインでできた商品を荷造りし、配送用の車両に乗せていきました。
製造ラインはひたすら食品をおせち料理に振り分けて、流れ作業で盛り付けます。
完成された商品が梱包された物を仕分けし、各種トラックに入れていくので、割と力仕事でした。
応募したきっかけ
当時の年末年始、予定もお金もなくて暇だったため、サクッと短期間で高い給料が得られる仕事を探していました。
自宅から2駅ほど離れた場所に、おせち料理のバイト募集があったので応募しました。
また、交通費や駅までの送迎、昼食も出るという好待遇だったのも決め手になりました。
勤務体系・給与
年末年始の4日間限定での単発・派遣バイトになります。
8時間労働で1日3万円になり、4日間で12万円稼ぐことができました。
思い出に残っていること
出荷ラインの担当を任されましたが、仕事の合間合間に同僚と雑談ができる時間や雰囲気がありました。
バイトをしている人の中に、毎年この仕事をやっている男性がいて「この出荷ラインの仕事はいいよ。引越しの仕事より給料も内容も良い」との話を聞きました。
「確かにこの内容で4日働けば1日3万円だから、12万円の収入を得られるのは良いな」と思ったものです。
しかし、少し慣れてきた3日目の年末の日、製造ラインが遅れてしまい、定時になっても予定出荷数が足りないという問題が起きました。
製造ラインの前半の人は早々と退勤していく中、最終工程である出荷ラインは予定時刻より3時間近く残業になったのです。
何年もやっている男性は「ここのラインは力仕事ができれば割と楽だけど、こういうことがあると最後まで残らないといけないんだよ」と言っていました。
日当だったのでその辺はしょうがない、と思いながら仕事したのが思い出に残っています。
バイトをした感想
当時は大学生でしたが、さまざまな年齢層の方がいて、色んな価値観に触れることができたのは面白かったです。
何事も一期一会であり、自分に仕事内容と周りの人との相性が合えば、割と良い仕事だと思います。
年末年始暇でお金を稼ぎたい人は、チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
編集者のコメント:
基本的に工場のラインは流れ作業なので、覚えることも少ないし、単純作業を苦にしなければ楽ですよね。担当エリアによってイレギュラーな事態が起きる可能性はあるものの、人間関係のトラブルもなく行えたのは、とても“オイシイ仕事”だったように感じます。今でもおせちを見る度に、バイトのことを思い出すのではないでしょうか。