バイトをするなら、できるだけ将来に役立つ・ためになるバイトがしたいですよね。
バイトで成長したい!
大学生になると大人扱いされるため、働きながら成長したいという気持ちわかります。
せっかくバイトをするなら苦手な分野を克服して、強い人間に生まれ変わりたいですよね。
実際のところ、バイトをしながら成長することは可能です。
学生時代のバイト経験が役立ち、将来の飛躍につながるということもあります。
そこで今回は「将来に役立つ・ためになるバイト」をご紹介します。
お金以上の価値を得たい人は、ぜひ参考にしてください。
将来に役立つ・ためになるバイト10選
経験が浅い大学生のうちにバイトをすることで、お金以上の価値・メリットを得ることができます。
どんなバイトをすれば将来に役立ち、ためになるのかご紹介します。
居酒屋
居酒屋のバイトでは、コミュニケーション能力とチームワークの大切さを学ぶことができます。
居酒屋の仕事はホールとキッチンに分かれており、それぞれのスタッフと協力しながら仕事を行わなければいけません。
忙しい時は余裕なく働くことになりますが、仲間と協力して仕事をすることで、気持ちの良い汗をかくことができるでしょう。
また、居酒屋のバイトは酔ったお客さんも多いため、トラブルが起きた時の対応力も身につきます。
塾講師
塾講師のバイトは、個別指導と集団指導の2種類があり、どちらも生徒とのコミュニケーション能力が求められます。
時間通りに授業を進めないといけないため、毎回工夫しながら授業をしなければいけません。
わかりやすく生徒に教える必要があるため、進行能力・プレゼン力が身につきます。
自分が教えていた生徒が志望校に受かれば、「人の役に立てた」と実感でき、やりがいを感じられるでしょう。
アパレル
衣類や雑貨などを販売するアパレルのバイトでは、ファッションセンスや接客能力を学ぶことができます。
お客さん毎に最適な提案をしなければいけないため、センスが無いと売上に影響します。
ファッション知識はもちろん、コーディネートの工夫やコミュニケーションの取り方など、仕事をしながら学べることは多いです。
営業マンのような感覚を持って接する必要があるため、どうすればお客さんに買ってもらえるか考えるきっかけにもなります。
バイトでセンスを磨いてオシャレ度がアップすれば、将来の出会いにも期待できるでしょう。
コールセンター
コールセンターのバイトは、ヒアリング能力と精神力を強化することができます。
テレアポなら断られる事が多いし、サポートセンターならクレーム電話を受けることもあります。
中には延々とクレームを言ってくる客もいるため、精神的にきつい思いをすることもあるでしょう。
しかし、そうした経験をすることでメンタルが鍛えられ、何事にも動じない精神力を身につけることができます。
電話の応対スキルが身に付くことで、社会人になってお客さんに電話をする時でも、堂々と話せるようになるでしょう。
データ入力
データ入力のバイトは、与えられた資料を元にパソコンに入力していく仕事であり、スピードや正確性が求められます。
最初は時間がかかりますが、慣れてくるとスピードも上がり、難なくこなせるようになるります。
一人で黙々と作業するため、人見知りでも問題ありません。
会社によっては来客対応や電話応対を行う場合もあり、言葉遣いを学べます。
データ入力のバイトを通してオフィスワークを学べば、将来事務の仕事をしたときに役立つでしょう。
ホテルフロント
ホテルフロントのバイトは、丁寧な言葉遣いやビジネスマナーを学ぶことができます。
チェックイン、チェックアウト業務などで多くのお客さんと接する事になり、臨機応変に動く必要があります。
フロント業務はホテルの顔であり、お客さんに失礼のないように気をつけなければいけません。
お客さんの中には無理難題を言ってくる人もいるため、クレームを受けずに対応する立ち回りの良さが求められます。
様々なお客さんと接することでコミュニケーション能力が上がり、社会人として恥ずかしくないビジネスマナーを身につけることができるでしょう。
引っ越し
あえて厳しい環境を求めるなら、引っ越しのバイトがおすすめです。
引っ越しのバイトは肉体労働であるため、体力的にキツイです。慣れないうちは筋肉痛に悩まされるでしょう。
作業中は荷物が破損しないように気をつけて運ぶ必要があり、注意力が求められます。
うっかりしていると危険な目に遭うこともあるため、常に緊張感を持って働く必要があります。
しかし、過酷な仕事をすることで、肉体的・精神的に鍛えられます。
就職した後に嫌なことがあっても、逃げずに立ち向かえるようになるでしょう。
工場の軽作業
工場の軽作業のバイトでは、忍耐力と集中力を身につけることができます。
ベルトコンベアから流れてくる商品を検品したり、梱包や発送の手続きをします。
仕事のほとんどは単純作業であるため、飽きずに目の前の仕事に集中しなければいけません。
同じことをやり続けるのはしんどいですが、黙々と仕事ができるので楽な面もあります。
地味な仕事でもコツコツやれるようになれば、将来安定した成果を得ることができるでしょう。
イベントスタッフ
コンサートホールやスポーツ大会など、イベントスタッフの仕事は憧れの世界の舞台裏を知ることができます。
仕事内容は主にお客さんの誘導やチケット販売、会場の設営や警備などを行います。
単発・短期で働くことが多く、知らない人と協力して作業しなければいけないため、協調性が身につきます。
好きな日程で働くことができるため、学業に差し支えることなく稼ぐことができるでしょう。
リゾートバイト
リゾート地に行って働くリゾートバイトは、環境に従い行動できる適応力が身につきます。
住み込みなら知らない人と共同生活をするため、協調性とコミュニケーション能力が身につくでしょう。
主に接客・販売をすることが多く、繁盛期は人が多くて大変な面はあります。
しかし、みんなで協力して乗り越えていけばきっと良い思い出になるでしょう。
ITスキルが身につくバイト5選
大学生が将来を語る上で、ITスキルは欠かせません。
ITスキルが身に着けば、デジタル人材として活躍することができるからです。
そこで、ITスキルが身につくバイトをご紹介します。
システムエンジニア
AIやアプリ開発に興味がある人は、システムエンジニアのバイトがおすすめです。
学生エンジニアを募集している会社も多く、学業と両立しながらエンジニアのスキルが学べます。
プログラミングの実務経験がなくても、システム設計や運営・保守など、さまざまな業務に携われます。
先輩に教えてもらいながらスキルアップすれば、専門的な技術が身につくでしょう。
テクニカルサポート
テクニカルサポート(ヘルプデスク)のバイトは、実践的なトラブルシューティングのスキルが身につきます。
リアルタイムでユーザーの問題に対処する経験は、即座の判断力や解決力を養うからです。
顧客からの問い合わせに応じつつ、その場で問題を解決しなければいけません。
コミュニケーション能力も上がるため、将来の役に立つでしょう。
ソフトウェアテスト
ソフトウェアテストのバイトは、問題解決能力を高めます。
アプリやシステムのバグ発見に携わることで、システム全体の知識が向上するからです。
不具合の報告や開発者との連携を通じて、プロジェクト全体の品質向上に寄与することができます。
ソフトウェア全体にわたる理解と問題解決力を向上させ、より良い製品の提供に貢献できるでしょう。
動画編集
YoutubeやTikTokが好きな人は、動画編集のバイトをするのもありです。
動画編集のプロセスを通じて、動画制作に関する技術が身につきます。
編集ソフトやデジタルメディアの基本的な操作、エフェクトの追加、ストーリーテリングなどが学べます。
ITスキルだけでなく、クリエイティブな発想にも寄与するでしょう。
ネットワーク管理
ネットワーク管理のバイトは、幅広いITスキルを身につけるのに効果的です。
ネットワーク技術や、セキュリティ対策における高度なスキルを磨くことができます。
ネットワーク管理は責任重大ですが、バイトでも多くは求められません。
指示されたコマンドを入力したり、モニタリングする程度でも勉強になるでしょう。
将来に役立つバイトの選び方
バイトで成長するためには、目的を持ってバイト選びをする必要があります。
ただなんとなくバイトをするだけでは、成長することはありません。
将来に役立つスキルを身につけるためには、どんな事を考えてバイトを選びをすれば良いのかご紹介します。
時給よりもスキルを重視
将来のためにバイトをするなら、時給よりも「何が身につくのか?」と言った、スキルを重視してください。
スキルを重視することで、仕事をしながらお金以上の価値を得ることができます。
オフィスワークでパソコンスキルを身に付けたり、接客の仕事でコミュニケーション力が身に付けば、就職した後に困ることはありません。
キッチンバイトをして料理ができるようになったり、デリバリーバイトをして運転技術が身につけば、私生活にも役に立つでしょう。
バイトを通して得意分野が見つかれば、就活でアピールすることができるため、内定にも近づきます。
人と関わる仕事を選ぶ
飲食店や小売店、サービス業や営業職など、人と関わる仕事はさまざまあります。
人と関わる仕事をすることで、お客さんの反応を直接知ることができます。
良い反応があれば嬉しいし、結果を出せば給料がアップすることもあるため、モチベーションが上がります。
反対に悪い反応があれば悲しいですが、反省して改めれば人間的に成長することができます。
どんな仕事でもコミュニケーション能力は必要であるため、人と関われるスキルが身につけば、将来の役に立つでしょう。
幅広い年代の人がいる
学生だと基本的に同年代としか関わることはありませんが、バイトをすることで幅広い年代と関わることができます。
自分より年上の先輩と関わることで新たな価値観が芽生え、モノの見方が変わります。
就職する時に、どの分野に進めば良いのか見通しが立つようになるでしょう。
また、敬語の使い方や立ち振舞が身につけば、就職した後に困ることはありません。
他の世代から刺激を受けて成長することができれば、キャリアアップにもつながるでしょう。
興味のある仕事をする
バイトをする時は、興味のある仕事をするようにしてください。
いくら時給が良くても仕事がつまらなかったり、やりがいを感じないと長続きしません。
しかし、興味のある仕事をすることで、モチベーションを維持しながら働くことができます。
モチベーションがあればトラブルに遭っても立ち向かえるようになるし、乗り越える勇気が持てます。
将来なりたい職業があれば、バイトで経験しておくことで就活にも有利に働きます。
短期よりも長期のバイト
働きながら成長するためには、短期よりも長期のバイトがおすすめです。
長期のバイトなら時間をかけて成長することができるため、バイト初心者でも安心です。
最初はできなくても、回数をこなせばできるようになってくるため、スキルアップしやすいです。
バイト仲間とも信頼関係が築きやすいため、人見知りの人でも徐々に仲良くなることができるでしょう。
なお、イベントスタッフやリゾートバイトのように、非日常的な仕事を単発でするのは問題ありません。
短期間でも濃い仕事を体験することで、新たな価値観を取り入れることができます。
バイト代わりにインターンもあり
大学3年生の人は、バイト代わりにインターン(インターンシップ)をするのもありです。
バイトは本業(学業)のかたわらに行うものですが、インターンは職業体験を通して仕事の理解を深めるために行います。
インターンでもバイトと同じように給料をもらうことができるし、シフトを決めて働くことも可能です。
インターンはバイトよりも仕事の範囲が広く、やりがいをもって働くことができるでしょう。
仕事を覚えながら将来に役立つスキルを身につけることができ、結果を残せば新卒採用にも直結します。
バイト感覚で働けるインターンもあるため、より専門的な知識を得たい人におすすめです。
まとめ
大学生のうちにバイトを経験しておくことで、将来に役立つスキルを身につけることができます。
丁寧な言葉遣いや人との接し方を学ぶことで、きっと将来のためになるでしょう。
バイトで成長したいね
居酒屋や塾講師、アパレルのバイトではコミュニケーション能力を培うことができるため、人間関係を形成する際に役立ちます。
ホテルフロントやコールセンターのバイトでは、お客さんとの接し方を学べるため、ビジネスマナーが向上します。
イベントスタッフやリゾート施設で働けば、普段知り得なかった体験をすることができるため、良い思い出になるでしょう。
時給よりも「何を学べるか?身につけるか?」と言ったスキルを重視すれば、将来の糧にすることが可能です。
バイトをしながら人間的に成長できれば、どんな仕事をしてもやっていける自信がつくでしょう。